揚げる専用のズッキーニでパスタ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。　ボンジョルノ。

やー、再びやって来ました、劇暑が。　予報通りでございます。　気温39度って体感温度はどのくらい？　気温は日陰で測りますからね。　それプラスジリジリの太陽光線、クーラーなしの我が家。　どうやって生きているのかと思うでしょう？生きていません、仮死状態です。　日曜日にオンラインイベントに参加するので、それまでは絶対に死にません。

シチリアには「揚げる専用」のズッキーニがあります。　そしてそれは必ずパスタとなります。　実物の写真を撮ろうと思うのですが、いつも忘れてしまいます。　まぁまだ作る機会はあるので、次回は物の写真を載せますね。

ズッキーニ自体は大して味のある物ではないし、このズッキーニはパスタ以外にも使えそうなのですが、シチリアではパスタにしか使わないのが不思議です。　輪切りにして、ニンニクとミントと一緒に揚げていき、パスタと絡めます。　イタリア料理ではニンニクが焦げたらNGなので最後に加え、オイルにニンニクの香りを移す感じ。　もしくは最初に揚げて、取り出してからズッキーニを揚げます。　ミントも最後。

鷹の爪は原則加えませんが、ペペロンチーノ的なオイルベースのパスタです。

そしてこれにはリコッタ・サラータをかけて食べるのですよ。　パルミジャーノではダメなんですって。　これ、シチリア人のこだわりの一つ。

こんな物をサクッと食べて、あーもう何にもしたくない！　と思う今日この頃。