ライスサラダとお米の種類
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
それぞれの家庭に「定番料理」と言うものが存在するかと思いますが、いつの間にか作ることを忘れていたとか、そんな一皿ってありませんか?
私は結構あるのです。
割と最近はこんな物たち。
でもきっとまだまだあります。
この夏、もう8月も終わるという最近、そういえばライスサラダを作っていないなぁと気が付きました。
どのくらい?
多分3年くらい。
ライスサラダって結構便利なんですよね、翌日になっても美味しいし。
では作ろうという話になって、相方が作ってくれました。
私が具材を用意しておいて、彼がお米を茹でて・・・。
作ってくれると言ってもそれだけじゃん。
茹で上がったお米を眺めて、何かが違うと感じた私。
どのお米を使ったか彼に聞いてみると、この前リゾットに使ったイタリア米だと。
箱を見てみるとアランチーナ、つまり揚げおにぎり用だと書いてあります。
あーだからか。
澱粉質が多く、ベチョベチョな感じ。
見てわかるでしょうか?お米がくっついてしまっています。
味は悪くないけれど(私が味付けしたし)、食感が悪い。
そう、イタリア米にも色々と種類があるのです。
我が家には数種類のお米が常備してあって、日本のお米、バスマティ、スペインのパエリア用、そして普通にリゾットに使うイタリア米。
だけどそのイタリア米にも種類はあります。
揚げおにぎりを作るには、ある程度の澱粉質がないと握れません。
だけどライスサラダはパラパラしていないと美味しくない。
ということで、サラダ用のお米を買ってリベンジ。
画像でどのくらい違いがわかるか?
だけど別物、やはりこの方が美味しい。
具材はなんでも大丈夫。
ピクルス形を刻んだり、ハムでもツナでも美味しい。
オリーブ、コーン、サラダ感覚で(サラダだから・・・)好きなものを入れ、オリーブオイルでざっくりと和えれば出来上がり。
空気に少し秋の気配を感じる今日この頃ですが、まだまだ暑い。
また作ろうと思った一品、忘れられていた一品です。