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やっと作れたフェンネルのサラダ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

冬の定番シチリア料理の1つであるフェンネルのサラダ、やっと作れました。 材料は3つだけ、フィノッキオ、オレンジ、燻製ニシンです。 食べたいなぁと思いフェンネルを購入したものの、何故か燻製ニシンが手に入らない・・・。 今の時期はスーパーでも手に入ることが多いのですが、何故かない。 市場へ行けば確実に手に入りますが、今は私の許されている行動半径外になるので、行かれない。 萎れてくるフェンネルは別の料理になり・・・・を数回繰り返していました。

木曜日にアーティチョークを買った、近くの青空市場でやっとゲット! 嬉しくて帰宅したものの、その時にはフェンネルを切らしていました。 まぁこれはどこでも手に入るから大丈夫。 その日はそれよりも生食できるアーティチョークに心を奪われていたので、フェンネルを買い忘れたわけです。

昨日やっとフェンネルもオレンジも買って、サラダを作りました。 切ってオリーブオイルで和えるだけ。

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好みは色々だと思いますが、私は酸っぱめのオレンジで作るのが好きです。 オレンジの酸味と甘味、ニシンの塩分、そしてスモークしたニシンの割と主張の強い味。 この組み合わせを考えた人って、結構凄いかも。 塩は加えずにオリーブオイルのみで。 私はフェンネルをスライサーで限りなく薄く切るのが好きです。

これと合わせたのは再び・・・のイカのパン粉焼き。 オリーブオイル→パン粉と付けて、今回はオーブンで焼きました。 ひっくり返さないのでパン粉が剥がれず、見た目は前回よりもいいかしら?

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これにただ茹でただけのブロッコリーという、何とも簡単なシチリア料理の夜でした。 

昨日はシロッコというアフリカからの風が吹き、気温が20度を超えました。 今の時期のシロッコは珍しいのですが、熱風なので必ず気温は上昇。 そしてご丁寧に砂埃まで運んでくれます。 私はシロッコの時には絶対に洗濯物を外には干しません、ドロドロになってしまうのです。 車も全部砂埃をかぶってしまいます。 所が「シロッコの時には早く洗濯物が乾く」と言って、外に干す人もいるのです。 汚れちゃうのに・・・。 まぁこれも人それぞれって事ですね。

普通3日は続くシロッコですが、どうも1日で収まったようで今日は無風。 でも空気中にはまだまだ砂埃が残っています。 空気はどんより。 

一昨日の夜バッチリエネルギーチャージをしたので、今日も元気で前向きな気持ちでいられます。 有難い。 だから誰かを招いてホムパでもしたい所ですが、住んでいる地区からは出られないのでそれは無理。 残念だわ〜。 レストランはクローズでも、少人数で家の中で楽しみたいとは思うものの、規制をゆるくすると途端に感染者が増えるのも事実。 我慢しましょう。

そうそう仲良しの現役の医者である友人が、先日ワクチンを打ちました。 医療関係者は優先的に、そして義務的に打たなくてはいけないのですが、もう彼の順番が回ってきたそうです。 今のところは副作用もなく、順調ですって。 彼は全く怖くないと、心配ないと言っています。 でもワクチンで亡くなった方もいらっしゃるのですよね、確かイギリス? アメリカでもいらしたはず。 最終的には打たなくてはいけないのでしょうが、まだちょっと怖いです。 まぁ私の順番が来るのは少なくとも半年後くらいでしょうけどね。

そんな先のことを考えても仕方がないと気を取り直して、今日の日曜日を幸せな気分で過ごします。

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