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やばい、またお料理倦怠期に入ってる・・・

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

何だかねぇ、又お料理倦怠期に入っています・・・。 去年の今頃から始まり、少しマシになったものの抜け出せていない。 そして又してもどっぷり倦怠期に落ち込んでしまっているようであります。 何が原因なのかしらね?

去年はロックダウンが続き、少し行動できるようになると又ロックダウンがかかり、精神的に疲れたのもありますが、今現在シチリアは普通に外出もできるし動けています。 少人数での外食の機会も増えていて、近所にお寿司屋さんが2軒出来て、結構ハッピーな食生活のはずなのに。 お片付けも洋服は全て終わったし、書籍で手こずってますが少しずつは進んでいて、それは気分を上げてくれています。

作りたくない気分の日はブラッド・ピットにご馳走する妄想をしたり、更に理想の年下の男性像を作り上げて彼の為にキッチンに立っていましたが、それもどうも作動していません・・・。

何が原因なのか全くわかりませんが、「来年は大丈夫」と、今から自分に言い聞かせています。 だから来年は大丈夫なはずです。

で、昨日はラグー。 玉ねぎ、にんじん、セロリ、乾燥きのこ、トマトソース、ナツメグ、シナモン・・・、そんな感じかな? ひき肉はビーフです。 シチリアのラグーにはグリーンピースが入るのですが、今回は入れませんでした。 特に意味はないですが。

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ラグーはリガトーニで食べるのが一番好きです。 タリアテッレも合うし、トルテッリーニやニョッキも相性よし。 でもどれか一つを選ぶならリガトーニ。 パスタの穴の中にソースが入り込むので、美味しく食べられます。 

昭和の子供の頃は「ミートソーススパゲティ」で、イタリアの麺類といえばスパゲッティでしたっけ。 でもラグーとスパゲッティはどう考えても合わないなぁ。 当時はそれが普通だと思って食べていましたが、他を知らないわけで当然。 それにミートソースかナポリタンしかありませんでしたからね。

マカロニと言う物も存在していましたが、それはグラタン専用って感じでした。 子供の頃は牛乳が苦手で、ヨーグルト以外の白い乳製品全部ダメ。 だから生クリームもダメで、グラタンも苦手でした。 従って子供の頃グラタンという食べ物は「嫌いなもの」のカテゴリーに入っていたのです。

今考えてみると、牛乳の匂いが嫌だったのかも。 クリームシチューなんて、目の前に置かれただけで逃げ出したくなりましたから。 今では全て克服しています。

今日のランチも残りのラグーでパスタになります。 そして夜は友達と外食。

作らなくていい喜びを朝から噛み締めている私でした。

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