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チキンのカッチャトーラ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

今朝は雨のパレルモ地方です。 9月前半に何度か大雨が降りましたが、3週間ぶりくらいの雨かしら? 日本も台風上陸でしょうか? 大型だと聞いていますが、被害がないと良いですね。

久し振りにチキンのカッチャトーラを作りました。 日本語に訳すと「狩人風」なのですが、どうしてこんな名前なのかしらね? と思って調べてみたら、山でゲットしたもので簡単に作れるから・・・ということらしいです。 キノコやピーマンが入るレシピがたくさん出てきますが、イタリアでは割と具が少なめで作るみたい。 まぁあるもので作れば良いってことですよ。

キノコがあったら入れたかったのですがなし、玉ねぎ、ジャガイモ鶏のもも肉のみです。

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色々と作り方はありますが、私は肉に小麦粉をはたきます。 そうすると煮込んでいるうちにしっかりととろみがつくので私好み。 玉ねぎと鶏肉を炒めて、トマトの水煮缶とお水を加えてコトコト。 その後にじゃがいもを加えて更にコトコト。鷹の爪とか、ハーブとか、お好きなものを適当に入れます。 そうだ、ニンニクも入れたっけ。 私は日本のご飯を炊いて、相方はパンと一緒に食べました。

翌日は残りを耐熱容器に入れて、アルミホイルを被せてオーブンへ。 電子レンジがないので、ご飯をチンできないのです。

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こうやるとイタリア料理というよりは、日本の洋食って感じになりますね。

ちなみに私は日本の洋食って好きなんです。 ビーフシチューも、ロールキャベツも、カニクリームコロッケも、どれも好き。 気取ったフレンチやイタリアンよりも好き。 西洋から入ってきた物をご飯と合うようにアレンジした方々は素晴らしいと思っています。 そう言えばカニクリームコロッケ、まだ挑戦していなかったっけ・・・。 

今日は肌寒いので、ランチはお豆入りの野菜スープを煮込む予定です。 久しくスープ類を食べていません。 日本だと夏でもお吸い物やお味噌汁など「汁物」は常に登場すると思いますが、イタリアでは暑い時期にスープってほとんど出てこないし作らないのですよ。 これからがスープの時期になります。

お友達の皆様の食卓も、段々と秋仕様になっていますね。 季節が変わると食卓も変わり、楽しいです。 今年はあまり食べなかった大好きなインゲンもそろそろ終わり、来年までお預け。 トマトやナスを買うのもあと1ヶ月くらいかしら? 

やはり旬の物を食べて、季節を感じるのって大切ですね。

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