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友人の愛情を感じながら・・・の煮込み

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

ずいぶん長いことサボっていたnote、ここでもう一度心を入れ替えて、きちんと発信していきたいと思います。

火曜日の話、FBで学生時代の友人のお誕生日だと気付き、後でメッセージを送らなくては・・・と思っていた矢先、郵便物が届きました。
私宛、何も頼んだ覚えはないのだけど?

何と! そのお誕生日の彼女から銀杏が送られてきました。

実は去年の9月、チャットしていて「銀杏が食べたい」と言う話になり、彼女が「送るね」と言ってくれたのです。
しかし郵便局へ持って行ったら、「イタリアには船便しか受け付けません」と言うことになっていて、食品を船便はないよね・・・と、断念したと言う連絡が入りました。
その後、本当に封書一枚でも船便扱いとなってしまった郵便事情。
すっかりと諦めていたのです。

ところが今年、彼女がもう一度トライしたら受け付けてくれた。
そして、約10日で無事に届いた。

事前に彼女からの連絡がなかったので、びっくり仰天。
お誕生日にお祝いのメッセージを送るどころか、彼女からプレゼントが届いたと言うこと。
感激。

そして、はて何を作ろうか?

私的には焼き鳥屋さんで食べる「串焼き」的なもの、そして茶碗蒸しが銀杏の食べ方のトップなのですが、それではあくまでも副菜。
メイン料理に使いたく、色々考えて煮込みに使おうと思った次第です。
やったことなかったけど、炒め物や煮物にも使うのだから、洋風の煮込みも大丈夫よね?

チキンにするかポークにするか?
結局ポークに。

玉ねぎ、マッシュルーム、肉、銀杏、白ワイン、そしてカルダモンの粉末。
材料は至ってシンプル。


きゃー、思った以上の美味しさ。

それにしても銀杏の下処理、結構大変でした。
金槌で叩いて、炒ってから殻を剥き・・・。
時間がかかった。

これからはどこかで銀杏を出していただいたら、もっと感謝することを心に誓った私です。

久しぶりの銀杏、友人の気持ち、彼女の愛情を感じながら調理しました。
いつものバター入り白米を炊いて、気分は日本、洋食だけど。

本当にありがとう・・・の夕食となりました。

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