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アーティチョークの季節到来!

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

やって来ました! アーティチョークの季節です。 11月頃から時々見かけてはいましたが、フランス産が多く、そして12月に出てくるシチリア産はかなり化学肥料を使っているらしいので、手を出していませんでした。 年が明けてからせっせと食べます。 去年も散々ご紹介しているので、今年もまたかぁ・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうが、それを無視してガンガン載せるつもりでいます。

悪天候続きだった去年の秋、クリスマスからいきなり春の陽気でした。 今年に入ってからウォーキングも再開しまして、先日歩いていたらこんな軽トラが停まっていました。

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シチリアではよく見かける風景、移動八百屋です。 10個で7€、大晦日に食べたホタテ2つの値段で10個のアーティチョークが手に入るというわけ。 で、早速買いました。 今シーズンお初であります。

まずはパスタということで、例の近所の手打ちパスタ屋さんでタリアテッレも購入。 

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フィレンツェ時代もよく食べたアーティチョークのパスタですが、シチリアのそれはリコッタが入ります。 玉ねぎ少々、そしてフェンネルも加えて。 因みにフィレンツェではいわゆるオイル系、もしくはトマトソースが主流で、リコッタをこのパスタに使うのを覚えたのはシチリアに来てからです。

同じ食材でも使い方が違うのが面白いですね。 東京のカツ丼と名古屋の味噌カツ丼の違いのような感じでしょうか? 

フェンネルもよく合います。 他のアーティチョーク料理にフェンネルを使うことがあるので思いつきで入れてみましたが、なかなか相性良かったです。 そう言えば私の手持ちのパスタレシピに「リコッタとフェンネル」というのがありますが、去年は作らなかった気が・・・・。

そして久し振りに相方がスイーツを。 

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私のキッシュは、パイ生地購入して作るから超楽ちんなのですが、彼は自分で生地も捏ねます。 生地にカスタードクリームを流し込んで、オーブンへ。 焼き上がって冷めたらフルーツを乗せていました。 彼の持っているレシピでは、カスタードも焼くのですって。 卵が入っているわけだから、加熱するとある程度きちんと固まるからかしらね?

半分は下の家へお嫁入りしました。

6日に片付けるはずのクリスマスツリー、彼が週末までは飾りたいというのでまだ出ています(笑)。 日本ではクリスマスなんてとっくに昔の出来事、まさに文字通り「去年の出来事」ですよね? 長かったクリスマスシーズン、イタリアもようやく終了しました。

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