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小説を読みたい、夏。
ここ数年、あまり小説を読んでいない。
ビジネス書だったり、デザイン本、アート本は読んでいるし、エッセイもまあ読んでいるのだが、小説を読んでいない。
まったく空想の物語。
昨年だったか、江國香織さんの『彼女たちの場合は』の文庫本の上下巻を買ってきたのだが、上巻の途中で途絶えてしまっている。(今確認すると、意外にも上巻の半分以上は読み進められていて、おどろいた)
今年も夏がくる。
夏といえば、各出版社が文庫本フェアを開催する。
学生のころ、この時期が好きだった。
対象書籍がまとまった小冊子を本屋さんでもらってきて、あらすじを読んでは内容に思いをはせる。
1冊くらいは買ったかもしれない。
けれど、お小遣いではそんなにたくさん買えないので、読みたい本をチェックして図書館で探したり、内容を想像してみたりして、楽しんだ。
さて、今年。
『彼女たちの場合は』の続きを読もう。
いとこ同士の女の子2人がアメリカを旅するロードノベルは夏にぴったりだ。
伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』も文庫化したそうだ。
それほどたくさん読んでいるわけではないが、伊坂幸太郎さんの小説は大好きだ。
さあ、今年は何を読もう?
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