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セルフ介護デイズ

当番の自宅から徒歩圏内に「コンビニジム・チョコザップ」が2軒できました。24時間営業ならば、たとえばちょっと早起きして出勤前に30分でもマシンを使えるわけです。そこまで歩いていけば準備運動にもなります。無論、仕事帰りにちょっと立ち寄ってもいいわけです。週に2回、ちょっと心拍数上がるくらいの運動ができるといいって主治医も管理栄養士も言っているしなあ。そんなわけで入会しました。

チョコザップ、入会するとまず「スターターキット」と称して体組成計とヘルスウォッチをくれるんですね。ヘルスウォッチは歩数カウント・心拍数・睡眠モニター・運動モニター用。両方ともチョコザップアプリと連携して測定することでアプリ内に各数値の記録が蓄積されていく仕様。

これまで体重と体脂肪率しか出ない旧式の体重計を使っていたから、色々測れる体組成計嬉しいなー、最近の体組成計って薄くて軽いんだなー未来だなーと思いながらウキウキ測定したですよ。アプリと同期させて、数値を見てみたですよ。体重、体脂肪率、BMI、基礎代謝、除脂肪体重、内臓脂肪、骨格筋率、骨量……エトセトラ、エトセトラ……総合結果として、体内年齢80歳。

80歳!

当番さん、おばあちゃん!!

まあ肥満と運動習慣の無さによる筋肉不足が体内年齢を押し上げているにしてもですよ、あらためて告げられると衝撃的ですよ体内年齢80歳。しかもこのおばあちゃん、使っている薬の副作用で現在絶賛体調不良中。消化能力が激落ち君で、三食お粥と梅干しと卵ボーロで生きている。それ以上食べると吐くか下すかする。仕事への行き帰りで1日8000歩あるくのと8時間デスクワークする以外の時間は基本的に倒れている。むしろそれしか食べてなくてよく立って歩いて仕事だけはできるなという栄養状態。

そんなわけでチョコザップ入会からそろそろ10日、体力をつけにジムへ行くための体力をつけるべく、セルフ介護中の当番ですよ。運動以前に食事と睡眠。とは言え、まったく体を動かさないとどんどん弱ってしまうので、歩くことだけは毎日欠かさずに。

ベビーフードと介護食で生きてる

画像は最近の当番の食事。赤ちゃんせんべいと卵ボーロと、ベビーフードのパウチで生きてる。匂いが強いもの、油っこいもので吐き、繊維質の多いもので下す。量が多くても反射的に強制排出してしまう。低刺激で薄味で、消化しやすくて、少量パック。持ち運びやすく洗い物が少ないもの(食事の後始末をしている体力がない)……を追求したら赤ちゃん食になった。ベビーフード、三食からおやつまで、あらゆるものがカルシウム強化なのがありがたし。

タンパク質が圧倒的に不足するのでフォロワーさんおすすめメイバランスも導入。125mlで200kcal、タンパク質7.5gとれてありがたし(プロテインはまだ匂いで吐く)。ベビーフードと療養食で生きてる。別途マルチビタミンとカルシウムのサプリメントのんでる。食事の絶対量が足りないと従来の食事に含まれていて自然に摂れていた水分が不足する。水分量を計算して1日の飲み水に足す。栄養計算には慣れっこ、月乙女座の出番だよ!

「いま自分は『80歳で薬の副作用あり、無理をすると倒れる病弱なおばあちゃん』を介護している。無理のない範囲で食事をさせ、服薬管理をし、休養をとらせ、でも体力がこれ以上落ちないように散歩には連れ出す必要がある」と、ある種他人事のように捉えるとセルフケアが捗ることを発見しました(※個人の感想です)。「やるべきことを書きだし、その通りにさせる当番」と「その当番に世話を焼かれる体内年齢80歳の要介護当番おばあちゃん」を脳内につくる。セルフあすけんの女。あるいは『生きのびるための事務』式に言えば「健康になるための事務」「スポーツジムへ行くための事務」をやるべく脳内に「ジム」を召喚する。

(坂口恭平『生きのびるための事務』を当番が読んだ感想記事はこちら⬇)

「実年齢より体内年齢が土星一周分以上も年寄り」と思うと情けない限りではあります。しかし「実質80歳のおばあちゃんにしては精一杯食べて精一杯生きているし、生きることにも前向き」と思えば見上げたもんです。老人生活の予行だと思えばヨシ(ヨシではない)!

こんな食生活なので体重だけはバカスカ落ちています。そもそも食欲を抑制して体重を減らすために副作用のキツい薬を使っているので、まあつらいけれど「薬を使っている目的」は果たせていますヨシ(ヨシではない)! もののついでだ、当番の過去記事からダイエット関連の三部作リンクを貼ります。「何のために服薬し、何のために副作用に耐えてまで食べられるものを探し、何のためにジムへ行くのか」ひいては「何のために生きのびるのか」を当番自身が忘れずにいるために。

【追記】
アストロ笑い話、する? 当番のネイタル土星、蟹座数え18度「自分の雛達のために地面を掻くメンドリ」。大切なものを養い育てるために、現実的で地味な「必要なこと」をコツコツちまちまやるシンボル。「自分自身を『事務(※実務)を洗い出し段取りを立て、世話を焼く者』と『その通りに世話を焼かれる者』に分け、持って回ったセルフ介護を執り行う」って、ひょっとしなくてもうちの土星先生のしわざ。


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