自分の「コア目的」をみつける（「ダイエットと貯金の話」再び）
星見当番です。noteを再始動して37日目、昨日公開しました「ダイエットと貯金の話」が全374記事中でぶっちぎりのスキ件数を記録しましてですね。読んでスキしてくださった皆様、ありがとうございます。
なるほど美と富（金星）の増減（木星土星）に関わる話は読者の関心が高い。面白がってもらえて当番冥利に尽きます。
公開した話題がウケると当番はもっと続けたくなるので、本日は「ダイエットと貯金の話」の続き。「何にでも効く自分の『コア目的』をみつける」というお話。
前回の「ダイエットと貯金の話」で当番、以下のようなことを書きました。太字部分、引用ね。
とっても地味でしょぼい現実の話なんですが。「規則正しく栄養のある食事をとり、しっかり休息をとり、よく体を動かす」「定期的に医療機関で体のチェックをし、定期的に体の手入れをする」みたいな健康的な生活習慣を身につけることって、地味で面倒くさいけれど自分を自由にするため必要なんすよ。
自由にする、というか、自分のやりたいことが見つかって「さあやろう」と思ったときに。物質的な限界というものが自分の足を引っ張ることがないように、というか。若いうちに「息をするように自分の体に気を遣う」を身につけることができていると、「自由でいられる可能性」を延ばせる。
「どこにでも行けるだけの基礎体力と基礎財力を築いておく」以外に「自分で調べ物ができるだけの基礎学力と学習習慣をつけておく」とかもそうだけど。「何のためにやるかわからないけれど、『何か』が見つかったときにそこへ躊躇なく向かえるだけの自由度と力をキープしておくため」だったりするのね。
当番のように、とてもとても遅く「目指したいもの」ができてしまい、それまでに「健康的な生活習慣の蓄積」がそれほどできていなかった人間はまあ、色々大変ではある。「人生を浪費した」と言われれば返す言葉もない体たらくではある。でも、自由のためにまだできることは残っている。
はい、ここまで引用。これはもともと2年くらい前にツイートした内容なのだけど、note に転載するため改めて読み返したらまあまるっきり「射手座太陽がダダ漏れしていた」案件でしたね。note で初めて当番を知った方に向けて申し上げますと、当番は太陽を筆頭に水星・金星・海王星・龍頭が射手座の人馬多すぎ人間です。
「地味で面倒くさいセルフケアも勉強も、すべては『自分を自由にするため』である」「当番が何かをしたいと思ったときに、当番自身の体や健康状態や愚かさが当番の足を引っ張ることがないようにしたい」、すべてが「自由を得るため」に収束していく。これは射手座概念の「束縛を脱し、自由を求める」性質に合致するんですね。
今それを選ぶことが「自由を増やす」または「可能性を広げる」ことに繋がっていくのであれば、選ぶ。逆に今それを選ぶことが「不自由になる」「可能性が狭まる」ことに繋がるのであれば、選ばない。「すべては自由になるためである」、これは当番の生活上に発生するあらゆる決断にほぼ万能に効く判断基準。
「何のために〇〇をやっているのか？」と自問したときに「自由になるためだ」とひとことで自答する。当番が行うあらゆる行動・選択の芯にある究極の目的、以後、これを当番の「コア目的」と呼ぼう。
以下、昨日（2023年9月1日）にTwitter（X）で連投していた内容のまとめ。
「ダイエットと貯金の話」元ツイートをしてから数年経過して思うに、自分の中にある思いを腑分けして腑分けして、最終的にとてもシンプルな「コア目標」に行き着いたらやっと納得できて減量のような「自分のためになる行動」を地道にやれるようになるところが当番にはあり。
「コア目標」じゃなくて「コア目的」だな。「なんのためにこんなつらいことをしなくちゃいけないの！」と癇癪を起こしたときに「〇〇のためだったろ？」と自答してスンッ……と納得するためのコア目的。当番の減量に限ればそれは「医療費のかからない体になる」だった。
2023年9月1日現在、当番にいちばんよく効く「コア目的」は「自由を得るため」。これ減量・節約・仕事・体調管理・勉強・アストロ薄い本の販促にまでよく効く。「当番が『何かをしたい』と思ったときに当番自身の体や財布や愚かさが当番の足を引っ張らないようにしたい」のよ。
このコア目的「すべては『自由を得るため』。減量も節約も体調管理も勉強も、すべては自分が『何かをしたい』と思ったときに、自分の体や財布や愚かさが自分の足を引っ張ることがないようにするため」に思い至ったとき、当番爆笑しましたね。射手座太陽お前ここにいたのか！
「自分のサイズがあるかどうかの心配」をせずに服屋に入れる体がほしいから減量するし、お財布を気にせずに買いたいから稼ぐのよ。読みたい本が外国語版しかないときに「読めないから」で引き返したくないから学ぶのよ当番は。そうやって当番は自由を得たい、これがコア。
当番がこのコア目的を見つけるまでが難儀で、「痩せると/きれいになれると『自信がつく』」とかではダメだった。「それはつまり『デブスはダメだから自信を持ってはならない』では？」と反抗する自分を抑えられない。「肥満は不自由だ、私は自由を得たい」でやっと納得した。
今のところ、当番のこの「すべては『自由を得る』ため」というコア目的は当番のするあらゆる活動の取捨選択にとても有効、ほぼ万能。「これをする/しないことでより自由を得られるか？」「これをする/しないとどんな種類の自由が増えるか？」「これをする/しないことで想定し得る将来の不自由は何？」
当番の究極の「コア目的」である「すべては自由になるため」が、辿りついてみればあまりにも射手座だった件。カッとなって四角いホロスコープ枠の射手座のポジションに書き入れてしまったぜ！
「すべては自由になるため」が射手座的なコア目的だと言うのなら、あと11サイン分の「ありそうなコア目的」候補くらいパパパパッと捻り出せるよなあ当番さんよォ？ ちょっとその場でジャンプしてみな？ と自分で自分に迫ってマスを埋めてみた。当番さんこれでも西洋占星術アカウントの端くれなので。
画像だと読み上げ機能でnoteを読む人には不便なので、「12サイン別ありそうな『コア目的』」全部文字化しておきますね。
牡羊座「スカッとするから」
牡牛座「豊かになるから」
双子座「面白いから」
蟹座「安心できるから」
獅子座「自信がつくから」
乙女座「スッキリするから」
天秤座「美しいから」
蠍座「集中できるから」
射手座「自由になるから」
山羊座「有利だから」
水瓶座「合理的だから」
魚座「ラクになるから」
以上はあくまで「12サインの基本性質に沿って展開した『ありそうなコア目的』」の例示であって、「何座の人は全員このコア目的を持っている」という話ではないのでご用心。
なあ当番よ、12サイン分の「ありそうなコア目的」を捻り出せるんなら、その対義語だって捻り出せるよなあ？ ああん？ と自分で自分に迫って更に書き込んでみました。やればできるじゃないか当番、ああん？
12サイン別「ありそうなコア目的」を更にネガポジに分化させてみた。射手座的コア目的が「それを選ぶと『自由になるから』選ぶ」であるとすれば、それと対になる「回避のコア目的」は「それを選ぶと『不自由になるから』避ける」。同様に12サインの「ありそうなコア目的」すべてに当てはめて展開すると以下のようになる。
（語順はすべて「選ぶとき/避けるとき」の順）
牡羊座「スカッとするから/イライラするから」
牡牛座「豊かになるから/貧しくなるから」
双子座「面白いから/つまらないから」
蟹座「安心するから/不安だから」
獅子座「自信がつくから/自信をなくすから」
乙女座「スッキリするから/ゴチャゴチャするから」
天秤座「美しいから/見苦しいから」
蠍座「集中できるから/気が散るから」
射手座「自由になるから/不自由だから」
山羊座「有利になるから/不利になるから」
水瓶座「合理的だから/非合理だから」
魚座「ラクになるから/苦しいから」
再度申し上げますけれども、この「12サイン別ありそうなコア目的」一覧は「そのサイン（星座）に太陽や他の天体を持つ人が必ずそのコア目的を持つわけ『ではない』」ですからね。あくまで「サインの基本性質に沿って展開した一例」ですからね。当番が個人的なコア目的「すべては自由になるため」を見つけてみたらたまたま当番の太陽サインの基本性質がダダ漏れていたので、面白がって残り11サイン分をリストアップしてみただけですからね。
実際は乙女座に太陽を持っている人が「ラクになるから」というコア目的を持っていることだってあると思うし、水瓶座に太陽を持っている人のコア目的が「安心できるから」の場合だってあると当番は思っています。大切なことは「自分のコア目的を自分で掘り当てること」です。「自分のホロスコープとの照らし合わせ」は「コア目的を掘り当てた後」でいい。
いちばんやっちゃダメなことは、当番の作った「12サイン別ありそうなコア目的一覧」を鵜呑みにして、「私は双子座だからコア目的は『面白いから』なんだー♪へぇー！ 当たってるぅ！/外れてるぅ！」で思考停止してしまうことです。「外れてるぅ！」ならまだいい、「私は双子座だけど、『面白いから』じゃなくて『有利になるから』だな」と掘り進められるから。「私は何座、このコア目的、当たってるぅ！」と喜んでしまった人は要注意。掘って？ もっともっと掘って？ それ本当にあなたの「コア目的」かどうか掘りまくって？
――「思考停止せずに掘りまくれ」と言うなら当番さん、なぜそもそも「12サイン別ありそうなコア目的一覧」なんか公開したんですか？
――お答えします。この12種類の「ありそうなコア目的リスト」は皆さんがご自分の「コア目的」を掘り当ててくるための「呼び水」です。人が行動のコアに据える目的にはこんなにも、最低でも12方向へ広がる、様々なものがあるよという「例示」です。発想を柔軟にするために12のサンプルを公開しています。
ところで、こちらは当番が常時印刷して持ち歩いている「四角いホロスコープ枠」の落書き用紙です。これを使ってアストロ小ネタを練っています。四角いホロスコープ枠は「ホロスコープでお仕事探しま表ほか」でもお見せしましたわね。
四角いホロスコープ枠は「縦4マス横4マスの16マス表を描画して、真ん中の4マスを連結する」で簡単に作れます。方眼ノート等に手描きで描いてもいいです。もっとアナログな方法は手近にある紙をタテタテ・ヨコヨコと2回ずつ折って広げ、折り線を枠とするやりかたです。こんな風にどこにでもある無地の折り紙をですね……
紙を折ったり線を引いたり、手書きで記入したり、アナログだし時間がかかるなあと思うかもしれないけれど。「敢えてゆっくりやることで心が頭に追いつく」ということ、あるんですよ。さてこの折り紙に手書きした「ありそうなコア目的リスト」、これで終わりではなく。切り離して遊びます。
三原質（活動・不動・柔軟）でグループ分けしてグランドクロスを作ったりだとか。
同じエレメント同士でグランドクロスを作ったりだとか。
そして、切り離してあるとこのように「自分の中ではこれが最優先かな……」と各目的の順位を思案するのにも使えます。当番も思案中。まだ完全には並べきれていないです。目的は複数あっても不自然ではないし、「この場合の目的はコレ、別の場合の目的はアレ」もあると思うんですよ。人によっては「最優先は何かな」と上から順に選ぶより「これは『ない』な」と下から順に選ぶ方がやりやすい場合もあるかも。
いずれにせよ大切なことは「候補をたくさん出して、それから取捨選択をして『自分のコア目的』を掘り出していくこと」です。候補は12じゃなくていい。当番がリストアップした「12サイン別ありそうなコア目的」を見て「いや、天秤座の/山羊座の/水瓶座のコア目的は『それ』じゃないんじゃないかなあ」と思った人、いるでしょう？ たぶんいる、きっといる。じゃあ、そう思ったあなた、あなたが違和感を覚えたサインの「ありそうなコア目的」って「何」だと思う？ それを書き出して、あなたのコア目的候補に加えよう。
「違和感があるわけではないけれど、何座の『ありそうなコア目的』、『こんな風』にも言い換えられるんじゃない？ その方が自分にはしっくりくる」そう感じたあなた。イイヨイイヨー、それも候補ワードに加えよう。候補はどんどん出すのが大事。出せば出すほど掘りが進む。
あなたの「コア目的」は何？ 掘り当てた人がいたら、たとえばあなたのnoteで、あなたのSNSで、それを披露してほしい。あなたがすることのすべては何のため？
お気が向いたらサポートをお願いします！サポートは当番の紅茶代となり、ひいては明日への活力となります