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パリを離れることにした。

今私は、パリのなんてことないカフェでコーヒーを飲みながら、日本の本を扱う書店で購入した雑誌を読み、これからの生活や仕事のビジョンに想像を膨らませています。横にはベビーカーでお昼寝する、6ヶ月になる息子。私らしくあるために、今後世の人のためにできることは?そして家族との暮らしは?

価値観や求める暮らしの変化

2020年に入って、出産があり、コロナでコンフィヌモン(外出禁止)があり・・・

わたしは元々住むなら田舎より都会派。パリに住んで6年目ともなれば沢山の好きなアドレスもできたし、何よりいつも会いたい人がたくさんいる、とても幸せなことです。住んでいたパリ5区は静かな地域で治安も良く、すぐ近所には大好きなパリ植物園。マルシェもあり生活にはとても便利でした。お隣さん、ご近所さん達にとても恵まれていてここを離れるのは本当に寂しい・・・。それでも、環境を変えたい。特に普段あまり主張をしない夫の強い願望もあって、田舎にお家を探すことに。フランス人にとってはパリを離れたい、という普通のこと。パリはそう暮らしやすい街ではないからです。友人達は続々と自分のスタイルに合った街を探して飛び立っていきます。私もわりと引越好きな方で、(通算11回目になるかな?)今の私たちの置かれた状況を鑑みて、引越しするのはいいタイミングだなと思いました。

3月半ばから5月頭まで続いたコンフィヌモン。夫がテレワークで常に家にいることは、生後間もない赤ちゃんとの暮らし始めにはとてもありがたいことでした。でもやはりみんなで家にいる時間が長くなったので、正直パリの狭いアパートでは息苦しくなることもありました。

現在も夫はテレワーク、時々出勤。そして私も週に数回パリに行けば良いという状態なので、パリにTGV(フランスの新幹線)で通えるところにお家を探すことにしました。2つほど住む街の候補があったのですが、一つ目の場所では尽く希望にそった物件が見つかりませんでした。今の物件は、いくつも幸運が重なり、すぐに決まりました。物件との出会いは、いつも運命的なものを感じませんか?決まるときは導かれるようにトントンと決まるものだなと改めて思いました。

まだ引っ越したばかりであれこれ段ボールに囲まれてバタバタしていますが、新しいお家にきて「早くあれもこれもしたい!!」とそわそわしています。今まで窮屈に置かれていた家具達も、新しい場所でより生き生きとしているように思います。そしてネコのポムは、階段がかなりお気に入り。間から下のの階の様子を眺めていたり、上り下りも楽しそうです。

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これからの暮らしで表現していきたいこと

これからは様々な場面を想定した、セルフケアのためのレシピを共有していきます。お家をアトリエのようにして、フランスや日本をはじめとして世界中に。現代のライフスタイルにはまるような植物療法の発信を・・・動画だったり、インスタだったり、noteだったり。それぞれの特徴を活かして使い分けます。どこにいても、同じように取り入れてもらえるように、プロダクトやノウハウをどんどんお伝えしたいです。

大切な家族と心豊かに健やかに。そして自分らしさを自然に表現できる心と体を持ち続ける。私自身もずっとそんな風に暮らしていきたい。【フィトコンシャスなライフスタイル】をデザインして、様々な形でお伝えしていきたいと思います。

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