香港、深セン二重生活

北京、上海、香港と移動してきて、現在は香港住んでいます。

香港に来てすぐ働いた会社はアプリを開発運営している会社でした。本社は近未来都市と呼ばれる深センありました。

香港採用でしたが、従業員のほとんどは深セン。研修を深センで受けることになりました。

香港から深センへの行き方~私の場合~

イミグレーションが8か所あるということですが、わたしは皇岗口岸を利用していました。目的地に合わせて、イミグレーションを選ぶといいと思います。皇岗口岸への行き方は私の知っている行き方の中で一番楽で、イミグレを通る人も他のところに比べ比較的少ないような気がしました。

地下鉄、バスなどの方法がありますが、私は高速バスを利用していました。必ず座れますし、イミグレまでの直通なので朝早くウトウトしていても大丈夫です。荷物もバスの下に預けられるので少し多めの荷物を持っていても、安心。

1、深セン行きの高速バスに乗る

オクトパスという交通カードがあると安く切符が買えますし、便利です。

2、香港サイドのイミグレーションに到着

バス降りて出国手続きを行うため、早歩きで手続きへと向かいます。この時、荷物も全部持っていってください。

3、手続き

香港居住者の場合、香港IDを持っていたら、ピッとスキャンするだけ。持っていない場合は、パスポートを持ってカウンターに並びます。ここではなるべく早く手続きを終えたいところです。

カウンターに人がいない場合、IDカード保持者もカウンターに行き、手続きをしていました。

4、再度バスで移動

手続きが終了したら、急いで奥にある別のバスターミナルへ行きます。そこへやってくるのは、先ほど乗っていた高速バス。もう一度並んで同じバスに乗ります。

手続きに時間がかかった場合やトイレに行っていると乗り遅れてしまいますので急いでください。でも乗り遅れちゃっても大丈夫です。

しばらく待っていると次のバスがやってきます。そのバスに乗ればokです。

4、中国大陸の入イミグレーションに到着

外国人用のイミグレカウンターへ行きます。日本人の方々もたくさんいました。香港に住みながら、深センで働いている方が多くいらっしゃるようです!

5、手続き

中国に入る際には初回に指紋登録が必要です。イミグレに並ぶ前に登録だけする場所があります。ちょうどそれが導入されたときで、皆戸惑いながら登録しました。指紋を登録せずに並んでいた人はせっかく自分の番が来たのに、登録してからもう一度並ぶように指示されていました。今ではカウンターで登録自体もしてくれているようですが…念のため先にしておいたほうがいいと思います。

香港⇔深センを移動して

運よくうちの近くから深セン行きの高速バスがあったので、手続きも入れて1時間ほどで深センに行けました。

イミグレを通過しなければいけないといっても、近い深セン。ネイル、食事、友達に会うためだけによく行っていました。

SIMカードは?

香港と大陸用に二つSIMカードを持っていました。ボーダーを越えたら切り替えるという感じです。

両方で使えるSIMカードも売っていますが、私はなんとなく別々のカードを持っていました。

深セン「溶け込めている」

深センの人々は広東語も話せますが、普通語がメインです。普通語(北京語)で道を聞いたり、店で注文したりできるので、私としては楽でした。

広東語ができない私は香港に溶け込めていないと感じることもたまにあります。反対に、深センの場合は、彼らの言葉で会話ができるので、コミュニティーに馴染んでいるというか、溶け込んでいるという気分になります。どちらにいても私は確かに外国人なんですが…

香港「帰るとやっぱり安心」

香港のイミグレを越え、グーグルが繋がった瞬間、あ~戻ってきた~とほっとしました。香港はやはり自由です。生活するにはやっぱり香港がいい~と思ってしまいます。もちろん北京や上海も刺激的でおもしろかったのですが。バスから見える夜景、橋のライトアップ、香港の信号の特有の音、先ほどいた世界とは少し違う洋服を着た人々、密集したアパートなどを見ながら先ほどいたもう一つの世界について、よく考えていました。

お金の支払い方

香港にいるときはオクトパス、現金、カード払いです。深センにいるときは、現金をほとんど使わない生活でした。

Wechatでなんでも支払えます。タクシー、ホテル、レストラン、地下鉄なんでもWechatです。北京にいるときから、Wechatでお金を送金したり、支払いなんかはしていたので、やっぱり便利だと思ってしまいます。

香港の人は自分のショッピング履歴なども全部残っているから危ない!と言います。香港であまり普及していないのはそういう理由もあるのかな?

とはいえ、大陸ではスマホ一つで生活できます。一度、財布を持ってお昼に行こうとした時、同僚に

「財布なんか持ってどうするの?」

と言われたことがあります。中国の人々にとって財布はもう必要ないのかもしれません(>_<)

いいのか悪いのかは置いておいて、これが本当に便利で一度経験したら、現金での支払いが面倒になります。北京で一度ATMから偽札が出てきたことがありました。現金を使うとこういったリスクがあるかもしれません。これは電子マネーが普及した理由の一つかもしれませんね。あとお金を触らなくてもいいのもいいですね。

まとめ

二つの世界を自由に移動できることってありがたいですよね。ちなみに中国の人は通過証?というものがないと香港へは行けません。日本人であれば、行き来も自由。日本人であることってありがたいです。

いろいろな世界を見て、また自分の経験が一つ増えていきます。コロナの影響で移動はできませんが、深センへ行って久々に大陸を味わってみたい!





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