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🌱親も子も、気持ちを丁寧に伝えよう

前回、私は「不登校の要因」に関する
文科省の調査結果についての記事を投稿しました。

その際、教育の専門家である斎藤先生の
インタビュー記事を参照させていただきました。

実はこの記事にはもう一か所
私が人との関係性の中で
非常に大切だと感じた内容がありました。


もう1つ重要な学び「Ⅰメッセージ」


斎藤先生の記事はもともと
子供の「暴言・暴力」に関するお話です。

我が家は幸いそのような場面、
特に暴力は一度もなく過ごしてこられましたが、
自暴自棄になった我が子に暴言を吐かれる等
辛い場面に出くわすこともあるかと思います。

そのような時
親は子供にどう伝えればよいのでしょうか。
「見守る」「寄り添う」と決めた以上
じっと我慢する必要があるのでしょうか。

答えは NO
とんでもない暴言や暴力を許す必要はありません。
しかし「伝え方」がとても重要なのです。

斎藤:「私」を主語にした「I(アイ)メッセージ」であるかどうか、です。親御さんに「私は暴力を受けたくない」「私はイヤです」と言っていただきたいのです。「イヤ」は「拒否の言葉」です。「ダメ」は「禁止の言葉」で、子どもには全く通用しませんが、「拒否の言葉」は結構効きます。まずその入り口を間違えないようにしてください。

「世間がこう」ということではなく「私はこう感じている」というメッセージ


子供の言動に対し「良くない」と伝える際
親は法的、慣習的、世間一般的に見て
「ダメ」と言いがちではないでしょうか。

しかし、仮にそれが正解であったとしても
子供にはうまく伝わらないことがあります。

「ダメ」である理由を説明しても
想像できなかったり、ピンとこないこともあります。

逆に親も上手に説明できないこともあり、
余計に何がなんだか…?ということにも
なりかねません。

そういう場合、理屈を並べるのではなく
親がそれをされるとどういう気持ちになるのか
親の感情を伝えることが大切だといいます。

「ダメ」は禁止や否定の言葉
「イヤ」は拒否の気持ちを表す言葉

頭ごなしに禁止や否定をされたら
素直な気持ちになりにくいですよね。

「ルールだから」とただ抑え込むのではなく
「私はそれをされると嫌だ」と
自分の気持ちを自分の言葉で丁寧に伝えることが
とても大切なのだということです。

確かに子供達には
この方が心に響くように思いますね。

子供達はもともと親のことが好きですし、
親が子供の世界観を最初に作る
礎になるわけですから。

お互いの気持ちを理解し合おうとすることは
本当に忘れてはならないことです。


子供に寄り添う覚悟を決めたなら
子供の言動には常に気を配りながら、
自分の気持ちと言葉で向き合わなければならない
という意味だと私は捉えました。

大切に伝える


「気持ち」を伝えるために


一方で「怒る」ことはよくないと言います。
それは「腹が立つ」という感情が先に立つから。
「腹が立つ」という感情の波に飲まれてしまうと
本当に伝えたいことがしっかり伝わらないからです。

「怒る」ではなく「叱る」
感情を振りかざすのではなく、気持ちを丁寧に伝える。

この差は歴然です。

子も親も別人格
子供の悪しき行為を正すのは親の役目ですが
その伝え方が非常に大切。
正しいことを言ったとしても
その意味が正しく伝わらなければ無意味です。

親は伝えたい内容に合わせて
また子供の状態もしっかり見た上で
伝わる伝え方を工夫する必要があるのだと思います。

自分の気持ちや思ったことを
丁寧に伝えるように親から心掛けることで
伝えることが上手ではない子供達も
少しずつ気持ちを伝えられるように
なるかもしれませんね。

ここまで「親子」という関係性で書きましたが
これは上司部下、先輩後輩でも同じこと。
(部下が上司に暴言や暴力となると
それはもう警察沙汰ではありますがね💦)

腹が立つこともあるとは思いますが
「気持ちを丁寧に伝える」を
心掛けてみませんか?

必要な方に届きますように✨

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念のための補足ですが、
参照しました日経ビジネスのインタビュー記事は
内容が「子供の暴言・暴力」に対するものでもあり
少々表現として尖った部分もあります。
あくまでも1事例、学びの1つとして
ご覧いただけますと幸いです。

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『芽は光に向かうから』シリーズは
こちらのマガジンに収載しています。

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7/25(木)20:00~21:00
ノアさんとの「ありがとう」スペース
X にて開催します!
今回のゲストは「いちさん」です!
早い時間ではありますが、
是非お立ち寄りいただけますと幸いです。


また、共同ホストのノアさんは
noteで「不登校エッセイ」を投稿されています。
胸にぎゅっとくるエッセイです。
是非ご覧ください!

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くりすたるるさん、3.7さんのおかげで
私の心が「花まる」でいっぱいになりました🌸

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