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鰻の匂いでご飯を食べる

鰻屋の煙を吸い込んで、
匂いをおかずにご飯を食べる。

「ケチと鰻屋」という小噺だそうですが、小学生の頃、この話がとても面白くて。
台所で実践してみたことがあります。
(私もやったよ!という同志は、ぜひコメントくださいね!笑)

実際やってみたらね、確かに良い匂いではあるけど、やっぱり白米は白米でして。
全然美味しくない。笑

でも、認めたくない薫くん。
「これは、美味しいハズなんだ!」
自分に言い聞かせたりなんかして
「うん、美味しい!あー得したなぁ!」
と、言っていた記憶があります。

江戸の鰻ならともかく、
家庭で焼く鰻はガスコンロ。
良い匂いな訳ないんです笑

しかも、
夕食は鰻(本体)なのに
匂いだけでご飯を食べるとか
全然得してないし。
本末転倒すぎるやろ笑笑

子どもって凄いな。
目の前の事実よりも、
理想を優先できるんだな。
めちゃくちゃ可愛いなー。

翌日。
子どもにできて、
大人にできないハズはない!
負けず嫌いな薫くん ( ̄▽ ̄;)

鰻を買いました。
鰻を焼きました。
いや、普通に食べた方が良くない?
…鰻丼になりました ( ̄▽ ̄;)

弱い。大人って弱すぎる…orz

ときおり香ばしく苦かったのは
鰻の焼き加減だったのか
それとも…ね?

おしまい
є(・♢・。)э››є(・♢・。)э››є(・♢・。)э››~♪

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