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個人指導塾でバイトしてた時の話

こんばんは、☺(かお)です。

皆さんは、アルバイトのご経験はありますか?
あるいは、今アルバイトされている方も多くいらっしゃるかもしれません。
私は大学生の時、2つのアルバイトを経験しました。
塾講師3年間ユニクロ販売員1年間です。
他にも経験したことありますが、特筆すべきことないので、割愛します…少し前の記憶を思い返しながらそれぞれについてどんな感情を持ちながら働いていたか、書いてみたいと思います。

今日はまず塾講師について。
学生が講師をしている個人指導塾にお子さんを通わせ(ようとし)ている方は、一個人の考えですが、参考にしてもらえればと思います。
最後はちょっと関係ないかもですが…


なぜ塾講師?

大学入学当初から、塾講師はするんだろうな、と思っていました。だってお給料いいし。自分の得意を活かせるし。たぶん親も安心するバイト先だろうし。
そんな理由でした。
そして面接をしてもらってすんなり合格。1年生の6月あたりからかな?教えるお仕事を始めました。
個人指導塾でしたので、一コマ90分、最大2名を指導するという形態でした。小学生~高校生まで。科目は、理系なので算数・数学・理科・化学・生物・英語の担当をしていました。
時には小学5年生の算数を教えながら高校3年生の英語を教えるという組み合わせがあったりして、我ながら器用なことしてたなって思います。

そして、どちらかというと生徒や親御さんのやって欲しいことを教えます。テストの復習だとか、模試対策だとか、宿題をとにかく見てあげて欲しいとか。なので毎回、今日はどうする〜?から始めていた記憶があります。

大事にしていたこと

個人指導塾ということで、一コマあたり集団塾よりもお高いお金を支払っていただいていたと思います。なので、1時間半、いくらもらっているかを計算して、それ以上のものを持ち帰ってもらおうと考えていました。
それは正直学力で測れるのは模試の時やテストで、それも大事なんですけど、ほかのポイントでも価値があればなと思って進めていました。
解けなかったある問題が解けるようになった、でも、前以上に集中できるようになった、とか、楽しく授業を受けられた、でも。なんでもいいと思います。

特に夏休みや冬休みなどの長期休みときは特に、遊ぶテンションで塾に来てもらえるように動機付けを頑張っていました。
自習室に何日連続で来れたらシールあげるとか、宿題頑張ってたら花丸書いちゃう、とか。意外と小学生だけでなく、高校生にも効く手でした。

私自身、個人指導塾では学んだことないのですが、集団塾でもとにかく楽しく通っていました。そのおかげで、まぁ満足できる大学にも入れた(お父さんお母さんありがとう!)ので、感情ベースで考えていました。


一時は教師もありかなと思ったけど…やっぱ無理。


当時の私は親に言われて、興味がなかったけれど、大学で教職資格を取るための授業を取っていました。理系学生だったのですんなりいけば中学高校の理科の資格が取れる算段でした。
まぁもともと教師になりたいとは思ったことがなかったので、やる気もあまりなかったのですが、塾講師のアルバイトをすればするほど、やっぱ教師になるとか無理だ。手に職を、とも思ったけど、なれねぇよ…と思いました。

その理由は3つ。

1つ目は、自分ができることを、相手に理解してもらう様に解説することって難しすぎる。ということです。もちろん、教師になると、学生がしている個人指導塾の講師とは違ってカリキュラムを立てたり、
生徒全員が理解できる<カリキュラム通り進める
という方針なのかもしれません。
ですが、やっぱりなるべく誰も取り逃さないためにも手厚く教えてあげたくなってしまうだろうな。と、向いてなさそう~と思いました。

2つ目は、30人~40人のクラス受け持つとか無理だ!です。
塾講師で担当するのは、受け持つコマ数にもよりますが、わたしはせいぜい15人程度がマックスでした。そこではいろんな学年の生徒を持っていましたが、一人ひとりと向き合ううちに深く知り、先生というよりは距離が近い相談できるお姉さん的な立場を目指していました。
きっと教師になった場合はそうは言ってられなさそう。全員と向き合えない→えこひいきとか言われそう→でも先生も人なんだからえこひいきしちゃいそう→向いてない。
こんな感じです。
自分自身が小学~高校学生時代にも、先生は、先生で、近い友達みたいな人はいないし、現にそういう距離感はあまり好まれないのでは?と考えるようになりました。
あくまでも先生として存在する方が、ある程度の統率もとりやすいだろうし。
やっぱうん、たくさんの人をまとめていくとか無理や。。

3つ目は、親こわい!!
私の塾では親と直接話すタイミングもよくありました。そのとき、モンペとまでは言いませんが、厳しめの声をもらうこともありました。
勉強しないんだけど…(知らんがな)
テスト悪かったんだけど…(ごめんなさい)
本当にちゃんと教えてくれてるんですか…!?(うん、たぶん…)
朧げですがこんな感じ。
確かに高いお金を出しているので心配になる気持ちも大きいでしょう。となると、学校にいてもきっと、もっと、厳しい声が寄せられるのだろうなぁと想像してしまいました。
そうでなくても、当方、ゆとりど真ん中世代なので、厳しいお言葉貰っちゃうと泣いちゃう…辞めちゃう…と思いました。
たまに問題になっていたモンペの報道を見て、より一層無理~ってなりました。

結論、先生って偉大すぎ…

同じアルバイトをしていた同期の学生が、教師になりました。他にも、数人の知り合いは教師になりました。ただ、みんなあんまり仲良くないので(笑)、インスタでただ繋がっているだけなんですが、たまに出てくるストーリーでは、苦労しているようなコメントとか、がんばって描いた黒板の内容とか、来年は転職したいなぁというようなボヤキとかを読みました。

いやぁーーーー、尊敬です!!!
大尊敬です。
私が学生の時にむりだって思って、今でも私が絶対にできない職種を頑張っていること。未来を担う若者たちを指導していること。その他諸々、本当に尊敬です。
いや、まぁ、教師だけが尊敬に値するとかじゃないですよ?でもやっぱり、経験の上の無理、と思ったものは個人的に尊敬しちゃいます。

こちらのnoteコミュニティの中にも、教師の方、教師だった方、教師を目指している方、いらっしゃると思うので、皆さんに、こんな私からですが、感謝申し上げます。

ありがとう♡
これからも、おねがいしますね!
本当に本当に、お疲れ様です!

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