見出し画像

明和電機の展覧会を観てきました♪

11/3 明和電機〜
ナンセンスファクトリー展in 呉

見に行って来ましたー♪



ずいぶん昔テレビで見たことあるけれど…
電機会社が仕事の合間にやってるんだと思っていた私(^◇^;)

明和電機って、アーティスト名なんですね!

しかも呉で育った方だなんて知らなかった。

子供時代の絵から大学時代(筑波大なんだそう)の作品が取ってあるのも凄いけど、順に見られ、生い立ちや思考までもビデオやノートなどで見られるという…

まだきっと50代で生きていて、現在進行形なのだけど、全て曝け出した様な展覧会。



…30年続いて発展中な様子に、
私はこの30年間、何をして来ただろう?と思ってしまいました。


というのは、生い立ちに少し似通った様な点を見つけたからです。

明和電機というのは、そもそもは父親の作った会社名だったそうで1970年代のオイルショックで倒産。

自衛官になっていた姉を頼り、母と兄弟で、小6の頃逃げる様に関西から呉に移り住んだそうなのだけど…

私の父も同じく1970年代半ば、同じ様に松下電器の代理店として溶接機やロボット修理の小さな会社を立ち上げて経営。

オイルショックはどうだったか分からないけれど、食べるにも困る様な幼少期を過ごす中、少しずつ発展。

この明和電機のアーティストさん(土佐さん)が話すように、私も工場や部品などを身近に感じて育ちました。

ちなみに私の父は、呉の造船所のロボット(船を作る機械)の修理によく呉にも行っていたはず。

一方、土佐さんの子供時代は絵描きになりたかったそう。
中学でブラスバンドに入りパーカッション担当。
高校でバンド活動に目覚める…

というのも割と似ていて。

私も中学くらいまではイラストレーターか絵本作家になりたいと思い美術部に、
だけど高校はブラスバンド部で同じくパーカッションに入り…

当時はバンドブーム。
バンドはしなかったけど、20歳くらいまではライブに夢中になる生活を送っています。



違うのは…

土佐さんは筑波大に入り、自身を突き詰めた結果が今に至るところ。

私の方は…そういえば、高校一年生の頃は担任の先生に同じく筑波大を勧められた事もあったんでした。

だけど全く勉強せず…学力は下がる一方。
おまけに高三の時にはうつ病になり受験は失敗。

バブルもはじけ、寿退社の時代に年頃の娘を雇ってくれる会社も見つからず…早くに見合い結婚して以降20年近くは家庭と子育てに専念する日々でした。


また思いがけず、音楽を始めたけれど…

30年続けて世界で活躍する明和電機、凄いな!と単純に思う^ ^

海から陸に上がった生物の進化論から
「ナンセンス」を大事にしている様子の土佐さんの…一見バカバカしい事を本気でやる姿勢、みたいなのが…

実は大事なのでは?!と思ったりです。



突き抜けようと思ったら、他の人が呆れても、誰もやってない事をやるしかないと…

遅くからチェロを始めた私、音楽しながら思います。

…と、大いに影響を受けた展覧会でした。

開催は今日5日まで呉市立美術館にて。

制服、ピッタリだったー!欲しい😆
サインしてもらいました✍️

ついでに、隣接の入船山。
素敵な建物と緑豊かな敷地に落ち着きます。



#チェロ
#チェロ弾き
#レイトスターター
#アーティスト
#日常
#旅
#美術館
#明和電機
#アーティスト
#アート
#呉
#エンジニア
#歴史ある街

文章が誰かの心に響いて、それが対価になって、それを元手にさらに経験を積んで文章など色々な表現で還元出来たらと思い続けています。 サポートお待ちしております♪