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梅雨明け!7月レッスン

2回目コロナで寝込んでいるうちに梅雨が明け…

療養も明け、
早速仕事にレッスンにと行っているけど…
暑い!☀️
夏ってこんなに暑いんだっけ😵



…レッスンではいつもの様にお喋りからスタート。

流行り病に続き、仕事を掛け持ちしたら社会保険に引っかかって難航中な話になり。

ついでに家計事情から
若い頃からの苦労続きな職業遍歴の思い出話までしてしまいw

とっても真面目に深刻そうに話を聞いてくれる先生に内心感激しつつ、申し訳なくなり、

「あ、でもね私、仕事には苦労してるけど、人には恵まれてるんですよ。
それに、さっきの話(家庭環境)と矛盾してると言われるけど、チェロだけはやめずに続けてるしね。
人生悪くないですよ。
うん、なんか弾きましょう」
と自分で始めた話を無理やり終わらせ弾き始める。

そうそう、先日観に行ったチドリカルテットが素晴らしかったという話をした。
(先生はチドリカルテットをご存知だった)




チェロを弾く時の圧力のかけ方はこんな風に見えたよ、という話から…

圧力と脱力、身体の筋肉の使い方で響きを変えること、前回と同じく倍音のポイントなどを…
この間から弾いているフォーレの「夢のあとに」の曲で実践。

そういえばと、今の先生の演奏を初めて観た日のことを思い出していた。
私は初めて習ったチェロの先生を習い始めて2年ほどで亡くし、最初の先生が恋し過ぎて次の先生のレッスンもあまり行かないうちにやめてしまっていた。

それから、最初の先生への思いを超えられると思う、この人!と思う先生を探し続けていた。

今の先生の演奏を初めて観たのは、先生がまだ20代の時。

誰とも違う、軽々とした弾きぶりなのに良く鳴る美しい音に驚き、「先生になってもらうならこの人がいい!」
と衝撃的に思ったんだった。

先生になってもらえないかと聞いてみると
「僕はまだ東京から帰ったばかりで誰も教えたことが無いから」
と断られてしまった。

「じゃあ、お友達になってもらえますか?」
と聞き…それから4年くらい、演奏の噂を聴けばたまに会いに行って、細々と繋がり続けた。

それからようやく、
「僕も教え始めたよ」
と聞き、さらに翌年に近所の音楽教室に縁が出来たと聞いて、やっと習い始めた。

その時
「先生になってもらったら、友達ではなくなるかな?」
と聞くと
「友達のままで良いですよ」
とお返事してくれたので、安心してお願いしたんだった。

といっても、今度は仕事と子育て真っ最中の私の方が忙しすぎて、全く何も弾かずに月に一度会いに行くだけの状態が3年続き…

コロナ禍になってようやくちゃんと習い始めた。

そうすると、下手っぴな私にも演奏の話がくる様になり…人前で演奏しなくてはいけない状態に。
同時に「僕ん家に来ないか」
と誘われて2年。

そこから本当に教えてもらい始めた気がする。
お客ではなく、生徒になった様な。

余談が長くなったけど…

初めて観た時の、軽々と弾く秘密を、出会って10年近く経ち、今日のレッスンでやっと知った気がしたのだった。

ほんと、チェロは奥深い楽器と思う。
たった1音まともに出すだけで、どうしてこんなに難しいんだろう。

難しくて学ぶ事に終わりが無いからこそ、この楽器を続けている理由でもあるけれど。


この日は調子に乗って、夕方海を見に行ったりも。



今週はユニットのPorgy&Bessの練習も少し。

忙しいから持ち曲で、と言われても…その会場に合わせた演奏をしたくなる私。

9/16に遠征イベント演奏予定の曲決めに、つい新曲をいくつも入れてしまい…自身の首を絞めてるかもだけど。

新しい曲をするのは、やはり楽しいと思う^ - ^

ついでに練習、初見大会のショート動画🎥


来月からの出演フライヤー

こちらはカホンで出演
2部はアコーディオン、マンドリン奏者も招いて賑やかに。
別編成のオーケストラで120名?!ばかりの合唱伴奏をします。

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