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後編 スオミの旦那と一生一笑 ブログ あおいさんの記事マイベスト7選 054/360

※トップの画像はあおいさんのイラストです。この記事からお借りしました。


前回の記事では、
「スオミの旦那と一生一笑」ブログから、バタコのお気に入り記事を4つ紹介しました。
1)あおいさんとフィンランド人夫あれちゃんの出会いと
 結婚までのエピソード
!  (本記事冒頭イラストは告白の情景です)
2)理想の女性像 (商業主義的に作られた、若くてきれいで細い女性?
 に縛られてる日本女性は気の毒。
 個性を大切に、自信をもって生きよう!というあれちゃんの意見)
3)「極夜」がツラい、高緯度地方の冬   ←イギリスも高緯度
4)日本の朝はフィンランドよりも寒い?
 北ヨーロッパの室内暖房完備に慣れると、日本の冬の室内は、
 「寒い!」んです。        ←北米やカナダも同じみたい

本日は残り3つを紹介します

5. フィンランドに来てから好きになったもの


葵(あおい)さんがフィンランドに来てから好きになったもの(食べ物含む)がいくつか挙げられているこの記事。
  ※正確には「一生一笑」ブログではなく、
   ご夫婦で運営にかかわっている
   北欧グッズショップsopivaサイトに掲載されているあおいさんの記事

バタコが共感したのは


  5a) 静けさ

フィンランドでは街中でも静か。
あおいさん、ご出身の大阪では、自動ドアの「ご注意ください」商店の中のBGM、街中の喧騒・・それが普通と思っていたけれど、フィンランドに住み始めるとこの静けさが心地よい・・

バタコも同じ思いですね。
イギリスは(大ざっぱに言って)
■国土は日本と同じくらい
■人口は日本の半分
■日本よりも「人口過疎の山の中」が少ない
国で、どういうことを意味するかというと

□日本は人口密度が全体にイギリスより高い
□しかもそれは都市部に集中している
□山間部にはほとんど人がいない
のにくらべて

イギリスは
□人口が国土全体に散らばっていて
 「過疎地」的なトコロにも割とまんべんなく人が住んでいる
 (富士樹海や、限界集落のようなところは意外と少ない)
という特徴があります。

まあ郵便配達とか、大変ですよね。宅配業者も採算とるの大変でしょうね、と思います。
ブロードバンドも日本の超豪速に慣れると、多分、遅さにびっくりでしょね。(非・都市部に光ファイバーなどを設置するのは、おそらく、採算が合いにくい。みんなぽつりぽつりと離れて住んでるから・・)
 ちなみに、日本の商用サイトでFLASHとかが当たり前に使われているものは、ロードにものすごく時間がかかったり、ぶっちゃけみられなかったりしますね・・

そんなわけで、田舎にも割と人は住んでいます。人口全体に占めるいなか人口の割合が高いと思います、日本よりも圧倒的に。
でも、田舎では(バタコの祖父母の住んでいた集落にはありマシタが)朝イキナリ6時にサイレンが鳴って「おっはようございま~す」と音楽が鳴ったりはゼッタイしません、イギリス。(鹿児島県のバタコ田舎では、6時、10時、12時、16時だったかな?あと適宜、「集落公営放送」みたいなお知らせも入ってたような気がする、昔の話ですが・・)

イギリスでは、教会の鐘は、今でも鳴るところはありますし、聞こえる距離に住んでいれば聞こえます。が、毎時は慣らされていないと思いますね、イマドキ人手不足で。結婚式の際などには思い切り鳴らしてめでたく祝うみたいですが。

というわけで、確かに、田舎も静かですし、
後モチロン都会には都会の喧騒がありますが、確かに、日本よりは音声案内などが少ないですし、「街宣車」のようなものは見かけないですね。

  5b) 太陽の光

これは、前回の記事に書いた、項目3.「極夜」がツラい と同じ趣旨ですが、北欧の (イギリスは一般的に「北欧」とは言えないですが、北ヨーロッパ、には当たる気がしています)  冬の太陽不足を一度体験すると、季節を問わず、日が差してきただけで、「幸福指数40%アップ」する実感がありますね~ 

 あと、これもイギリスらしいのですが、夏でも「にわか雨」が多いのです。英語にはshowerという単語があって、体を洗うあのシャワーとは別に、古くからある意味は「にわか雨」です。
 バタコのイメージでは「日本の雨は降りだしたらしばらく降る」「止んだら、おしまい」って感じです。梅雨とか豪雨とか数時間降り続けることも多いような気がします。
 それに引き換えイギリスの雨は、突然降りだしたかと思うと止み、止んだかと思うとまた振り出す。本当に気まぐれ。で、半分雨が降りつつ、2~3キロ先ではすでに日が差していて虹が出ていたり。

身びいきですが、バタコはこのイギリスの、移りやすい天気が醸し出す様々な空の景色の虜(とりこ)です。いつ見てもその美しさに圧倒されます。カメラを持っている時は写真に撮りたいな、と思うのですが、この微妙な移ろう光の感触は、とてもバタコの腕ではカメラに収められません・・

227/365v2 The Storm Clouds Gathered

     ↑↑↑お借りした画像ですが、この、暗雲垂れ込める感じと、
      遠景は晴れていて、「嵐」の範囲が狭く、すぐに過ぎる、
      という感覚、わかりますでしょうか?

 小学校の頃習ったベートーベンの「交響曲第6番『田園』」の解釈は、
■夏のうららかな日差し
■かと思うと、突然の雷雨
■そして嵐が去り、また日が差して小鳥が鳴き出す
 という情景をとらえている、とのことでした。
ベートーベンさんはドイツの田園風景を描いているのでしょうが、私にはこれがイギリスにもバッチリ当てはまるように思えます。

話がそれましたが、いつの季節でも、どんな天気でも、ふと日が差すとすぐに反応する敏感さを身に付けたのは、私もあおいさんと同じです。

6. ズボラ妻の面倒を見る夫

これもだいぶ受けました(笑)

この記事です:

バタコも、以前にこの件について記事を書いたことがあるのですが

バタコの家庭では

バタコ:後者 (不器用。
       昔は「優等生でないと生きる価値がない」と思ってたので
       無理していたが
       最近、全くの無用人間になりつつある・・)
バタコ旦那前者 (器用で何でもできる優等生。
         人の世話を焼く立場に回りやすい。
         ありがとう、と感謝されるとどこまでも頑張っちゃう)

なのではないか、と思う今日この頃です。
日本人女性って何となくかいがいしくて、マメで、手芸とか手料理とかできて掃除は隅々までしてて、身だしなみもいつ見てもカンペキで、みたいなイメージありません?ないか? ※実際そういうヒトも居ると思う

とりあえず、バタコにはその片鱗もかけらも何もございませんので・・

こんなトコロにお仲間 (=あおいさん) がいた、と笑ってしまいました。


7. 蚊に刺される!

これもまた地味な?ヨーロッパ在住者ならでは?の話題ですが、そーなんですよ、蚊に刺されるんです!

何度も書いてますが、冬が長くてみじめなので、夏場の
■結婚式
■パーティ
■単なる友人との飲み会やランチ・夕食
すべてが、「外で」行われることが多いのです。

これは、基本的には楽しいことです。が、一見楽しいように見えるその光景の裏を、わたくしたち在住者は知っています・・

そう、「お庭」でも、茂みや、池、ちょっと風が吹かない場所などには

■蚊が居る
■こっちの蚊は多分日本の「やぶ蚊」などより図体がでかく
 (日本人である私たちのカラダには) 免疫もないのか?
 とんでもなくかゆいし腫れるし
 刺された跡がずいぶん長く(10日とか) 残る
■特に女性!夏は肌を出すから格好の餌食!!
 

↑日本では、蚊が居ることも知ってるし、また、夏には「日に焼けたくない」という気持ちも強い日本女性。さらに、公共交通機関や、建物の中に一歩入れば、冷房ガンガンで寒かったりもします。だから、夏だ!ノースリ短パンだ!みたいな発想にはなりにくいですよね。羽織りものを持っているのが普通です。

ですが、イギリスは (多分フィンランドも?) 夏に長袖来てる人居ない、って雰囲気があり、特に女性は、手足を出さずにいると、スゴク「季節外れなヒト」「イケてないヒト」感がありありです。また、お年寄りでも結構堂々とノースリーブとかビキニとか着用したりしてて、「前提」が日本とは違います。

なので、ついやってしまうんです、私もやりましたよ、夏の素敵なドレス。

でも、一度、お呼ばれして足を蚊に刺されて地獄のようにかゆい思いをしてからは
  ※しかもこれ、ロンドンです。ロンドン市内の、個人のお庭。
   田舎じゃないですよ~ぅ
容易に足や手を出さないようになりました。

ダサいヒトと思われることと蚊に刺されるのを天秤にかけて、ファッションを選ぶ人もいるでしょうしそれは尊重しますが、私は、(行先に蚊が出没する可能性がある場合) 夏は白デニムでスニーカー履いたり、足元も靴下を着用し、たとえ上着はノースリーブでも必ずカーディガンなどは用意します。ゼッタイです。
  ※そもそも、18時以降急に寒くなったり、
   にわか雨降ってきたりすることもありますからね。

ロンドン市内の、美術館・百貨店巡り、みたいな場合はコットンのワンピースサマードレスもOKですが・・

あと、ちょっと脱線しますけれども、いつまでも暗くならない北ヨーロッパの夏、「ビジュアルに限って言えば」ホントに最高ですね~ 

コレを満喫するには、やはり日本人ですので「夏服でいると寒いよぉ~」という事態になることが多いのを見越して、ちゃんとした防寒着を用意しておくのがポイントです。寒さ対策がOKならば、このような   

   ※写真は「スオミの旦那と一生一笑」サイトからお借りしました。
「霧(きり)か、霞(かす)みか、靄(もや)か?」

言葉は知らないのですが、美しく青っぽくどことなく幻想的で神聖な雰囲気に包まれたヨーロッパの夏の宵をこころゆくまで楽しむことができます。

バタコはこの、「薄青みがかった」ような北ヨーロッパの光の虜(とりこ)でもあります。なんだかんだと不便や不満に思うコトはある外国生活でも、飽きることなく住んでいる理由のひとつは、
ソフトフォーカスで、青く霞む、イギリスの光」です。
たとえいつどこで死んでも、三途の川を渡るときには、この光を目に浮かべているような気がしています。

↓↓↓ こちらの記事に、バタコの好きなイギリスの風景写真のサンプルを
掲載してますのでご覧くださいませ ↓↓↓


というわけで、「スオミの旦那と一生一笑サイト」+「北欧ショップsopiva」に掲載されたあおいさんの記事の中から、バタコの「個人ランキングベスト7記事」をご紹介しました。


アナタもぜひ、読んでみてね~

ではまた明日!


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■関連リンク:あおいさんあれちゃんも運営に参加してる北欧グッズショップ

■関連リンク:あおいさん記事マイべストランキング、前編

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最後まで読んでいただいてありがとうございます!