今日のアウトテイク#87「Googleマップが生成AIの導入でコワーキングにも影響が ほか」【メンバーシップ特典】(2024-02-13)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」

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モノゴトはシンプルにいこう。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"時には自分の言葉を飲み込み、エゴを噛み砕き、プライドを捨て、過ちを受け入れなければならない。
それは諦めるということではない。
それが成長というものだ。"
(シハザッド・アフマド)

#Z世代にアホ携帯が人気

もっと他に言い方はなかったのか、と思うが、まあ、判りやすいかな。用途を思いっきり絞ったシンプルなスマホ、いや、携帯電話が人気らしい。

これが受けてる最大の理由が、

一つ目の理由は容易に想像がつくかもしれないが、スマホ中毒からの脱却だ。最小限の機能に終始する携帯電話を持つことで、何時間もSNSなどに時間を費やすことがなくなる。

あー、判る。まさにそこ。もう最近のSNSは正直、しんどい。

先日も思い余ってFacebookに投稿したが

ネット上に、TwitterとかFacebookとかSNSではないところで相手と意見交換できるところは他にないのかな。宣伝や承認欲求やショート動画や誹謗中傷でカオスなので。 昔、ブログにコメントを寄せることで対話が起こっていたけれど、やっぱりあれぐらいがちょうどいい(Good Enough)んじゃないかなぁ。

Posted by 伊藤 富雄 on Friday, February 9, 2024

ありそうでないんですよね。

この「今日のアウトテイク」を断片集にして書こうと思ったのは、TwitterとかFacebookとかの既存のプラットフォームではないところで、いわばひとりTwitterみたいなのを作ろうと思ったから。ま、noteもプラットフォームだが、まだノイズは少ない。

一方で、情報共有のため(だけ)ならボイスメモも使い勝手がよさそうと思いはじめていて、

となると、結局、電話かー、と思ってるところ。何十年経って。

蛇足ながら、ミレニアル世代、Z世代の動向はよく見ておいて損はないです。この層の行動規範がビジネスを含むあらゆるカツドウに大きく影響してくるはず。

ここに興味深いデータが報告されてる。

これも一通り目を通されることをお勧めするが、世代によって利用されているSNSが違うことは意識しておいていい。

それに、早晩、この人たちが労働人口の大半を占めるということも。2025年にミレニアル世代は世界の労働人口36億人の75%(27億人!)を占める。同じ年、日本の労働人口6,500万人の50%(3,250万人)がミレニアル世代だ。

当然、この層がコワーキングのメインユーザーになる可能性は高い。

#ハイフンのない「Coworking」その後

先日、ある委員会の席で、ハイフンのある「Co-working」とない「Coworking」は意味が違う、なので英語表記するドキュメントにはハイフンのない「Coworking」と表記するようご意見申し上げた、という話をした。

今日、その委員会がまたあって、趣旨をご理解いただき、すべての記述からハイフンが削除されたことが報告された。よかった、よかった。これで、世界中から日本が笑われなくて済む。

その席上、「コワーキング」と「コワーキングスペース」を同義語で理解しているという旨のお話も出た。が、それも実は違う。ほぼ被っているが厳密には違う。

ぼくはいつもコワーキングをこう説明している。

・コワーキングとは
個別に仕事を持つ人たちが
働く場所(環境)を同じくしつつ
コミュニケーションを図りながら
互いに情報や知見を共有し
ときに協働パートナーとして
寄与貢献し合う概念
およびそのための施設。

ポイントは、同じ組織に属するワーカーだけではなく、個々に自分の稼ぎ口を持つワーカーが一同に会して、それぞれの仕事をするという点。その概念をコワーキング(Coworking)という…のだが、ぼくらが日本でもコワーキングをはじめた当時、海外のコワーキング関係者はスペースのことも単に「Coworking」と表現することがよくあった。なので、上記のように、末尾に「およびそのための施設」と付け加えている。

ぼくもスペースのことをただ「コワーキング」とよく言う。むしろ、「コワーキングスペース」と言うことは、よっぽど文脈的に理解しにくい場合を除いて、ほとんどない。口癖になっているといえばそうだが、まずは「Coworking」という概念を大事にしたいからという考えが染み付いている。

場合によっては、「スペース=ハコ」がなくてもコワーキングは、その意思がある人が集まりさえすればどこででもできる。駅の待合室でも病院でも大学の図書館でもカフェでもギャラリーでも公園でもビーチでもできる。なので、ぼくのアタマの中に「スペース」という4文字はほとんどない。

言葉は難しい。けれども概念は共有できる。その営みを面倒くさがらずに丁寧にしたい。

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#Googleマップが生成AIの導入でコワーキングにも影響が

コワーキングを検索するとき、従来ならGoogle検索一択だったが、最近は、Googleマップを使うことが多くなっている。今自分のいる場所からコワーキングを探したいとき、つまり移動中なら、スマホで操作することを考えたらGoogleマップは圧倒的に使いやすい。

移動中でなくとも、ぼくの場合、例えばコワーキングツアーで行きたい地域の地図を開いて「コワーキング」と検索すると、地図上にポンポン表示される。その一軒一軒を調べて、訪問先、スケジュールを決めている。検索結果を文字で追うより、図で見るほうが、移動距離や時間、手段を考える際に直感的に組み立てられる。

例えばこれは「神戸市 コワーキングスペース」で検索したGoogleマップ。神戸もコワーキング、増えたなぁ。

そのGoogleマップが生成AIを導入する。来た。

行きたい場所についてテキストを入力すると、LLM(大規模言語モデル)が2億5000万件以上の場所に関するマップの詳細情報と3億人以上のローカルガイドからの投稿データを分析し、候補地のマップや写真、レビューが提示される。フォローアップの質問をすることで条件を追加したり、関連する新たな候補地を尋ねたりすることもできる。

スマホだから、音声でテキスト入力すれば簡単だ。さっき、ボイスメモのことを書いたが、この「音声」というツールをうまく使いこなすのが今どきのキモ。(だから、電話も大アリだと思う)

質問を重ねることで、わざわざ検索結果を一つずつ見ていく手間を省いてくれて、「ここでしょ」とお勧めしてくれるのはユーザーには確かに有難いし、検索される側も大助かりだ。

ということは、Googleマップにコワーキング情報(ビジネスプロフィール)をちゃんと登録しておく必要がある。これ、マストです。

マップ上に表示されているコワーキングをクリックすると、そのコワーキングの概要が地図の左側に表示される。まずここを充実させておこう。

以下はカフーツのそれ。住所、営業時間、ウェブサイトのURL、電話番号なんかが表示される。画像にはないが、この下にクチコミ欄があって、結構、ここの書き込みが参考にされている。

海外からやって来るリモートワーカー、デジタルノマドはGoogleマップで情報を得てやってくる率が高いと聞くが、さもありなん。そこに、24時間オープンとかバカでかいモニター無料貸与とか書いてあれば、喜んで来るはず。

ところで、先の神戸市のコワーキングマップを見ていて、あることに気づいて驚いた。駅にうんと近いコワーキングが検索結果に出てこない。結構大きなハコで利用者も多くそこそこ名も通ってるのに、だ。

ところが、そのコワーキング名で検索するとちゃんと地図上に表示される。「神戸市 コワーキングスペース」では出てこない。うん?なんで?

念のため、そのコワーキングのウェブサイトのソースを確認したら、ちゃんと「コワーキング」というキーワードが埋め込まれている。

で、いろいろ考えたが、もしかしたらGoogle で「ビジネスプロフィール」を登録していないのかもしれない。これ、ウェブサイトを作ったからって自動的にはやってくれない。

ここにその方法がある。

完全会員制でマップで探してくる人がいないのなら判らないでもないが、ドロップインもあるなら通りがかりや移動中の人にも利用されたい。だったら、地図にもちゃんと出るようにしてきたいところ。

まして、GoogleマップにAIが入るようなご時世、登録しておくだけで利用者を誘導してくれる(みたいなもの)と思えば、簡単な手続きだからしっかり抑えておきたい。もし、あなたのところもまだなら今すぐ「ビジネスプロフィール」を登録しましょう。

ということで、今日はこのへんで。

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