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今日のアウトテイク#185「コワーキングは未来を共創する」(2024-05-21)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※今日は他のことを書こうと思ってたのだが、やっぱり中2のコワーカーを。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"あなたの考えていることと
話していることと
行動していることが一致しているとき
幸福はあなたのものだ。"
(マハトマ・ガンディー)

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#コワーキングは未来を共創する

今日、PAX Coworkingの佐谷さんがとてもいいブログを公開していた。一読をオススメする。

佐谷さんは、東京で一番最初にコワーキングを開設した人で、ぼくとは14年来の付き合い。カフーツの開設準備してる時、ぼくが2009年12月21日に書いたブログを読んで電話してきてくれたのが最初だ。

そのブログと、佐谷さんがアクセスしてきたことはこっちに再録している。

今読むと、コワーキングをまだCoworkingと英語表記してたり、コワーキングの対象者をもっぱらフリーランサーと捉えていたりと時代を感じるが、言ってることは今もずっと変わらない。

Coworkingは、場所を確保するだけではなくて、むしろそこにやってくる「人」と交われるというのが最大のメリット。「場所」ではなくて「人」。

それと、ここ。

逆にCoworkingでは、互いに情報交換したり、仕事のチームを組んだりする、いわゆるコントュリビュート(貢献)の精神が無い人には向かない。しかし、得意分野に特化した仕事で生きていこうとするフリーランサーにとって、最も求められるのはやっぱり「仲間(=カフーツ)」だと思う。「フリーランス」とは、決して孤独を意味しない。Coworkingはそれをサポートする格好の場になる。

そういえば昨日も、仲間をカフーツと呼ぼう、と書いたところだ。

それとここは、コワーキングの開業運営のご相談を受ける際にも必ず言ってる。まず先に人を集めること。

Coworkingの基本的な考え方を啓蒙しながら参加メンバーを募り、メンバーを巻き込んで運営スタイルを練り上げ、彼らの一番アクセスのよい地域に絞って物件を物色するという流れで行く。ボクらは、不動産賃貸業をやりたいのではないので、物件ありきではなく、人ありきで進める。

ただ、それから何年もやっていくうちに、コワーキングをカツドウの拠点として利用する層に変化が現れてきた。

当初、ほとんどが自分のビジネスを持っている事業者、フリーランサー、だったのが、バリエーションが増え、多様なコワーカーが交差することで新しい企画やプロジェクトが生まれるようになってきている。

それは「仕事」だけに限らず、ごく個人的な目的達成や、あるいは地域の課題解決など、さまざまなテーマに取り組む人たちが、いわゆるコワーカーとしてコワーキングを利用するようになっていて、彼らが実現したいことを支援する仕組みとしてコワーキングがある。

つまり、ぼくらはコワーキングを再発明している。と、先日、書いた。

そうした多様なコワーカーの接続ポイントとしてコワーキングがあることを示したのが、「コワーキング曼荼羅」。

これらの目的や課題をもった人たちがコワーキングで交差することで、コミュニケーションが起こり、つながり、相互に補完する関係となり、一人ではできなかったことを仲間を得て、達成ないしは実現していく。そういう仕組みを提供しているのが、現代のコワーキングだ。

そして、コワーカーはなにもオトナに限らない。

佐谷さんのブログに登場する中学2年生の彼女も、そのコワーカーのひとりだ。彼女はPAX Coworkingで、学校での学びとは違う次元の学びを得たのだと思う。そうすることで、自分の行く道を見つけた。

いや、元々、考えていたことなのかもしれない。けれども、きっとコワーキングでの体験が彼女の背中を押したんだと思う。で、行動に移した。スバラシイ。

そう、コワーキングは意志ある者の背中を押してくれる。佐谷さんはそれを、こう言ってる。

コワーキングとは、今日の作業を終わらせるための場所ではなく、未来を開くコミュニケーションが起こる場です。

つまり、コワーキングは未来を共創している、ということ。けだし名言。

カフーツにも、この14年の間に実にいろんな人がやって来た。それぞれがやるべきこと、やりたいことをやるために、この小さな共用スペースを利用した。彼らは新しい知己を得て、コラボし、ヒントを掴み、あるいはチャンスを掴み、次のフェーズへと進んで行った。

たとえほんの数時間、数日であっても、ここで互いにつながることで、未来を共創していた、と言えると思う。そして、その場に立ち会えることができたのは幸せなことだと感謝している。

コワーキングは常に途上にある。ゴールはない。ずっと息をして姿を変え利用するコワーカーによって別の意味をまとっていく。そうして、曼荼羅図に新しい要素が加えられる。そのいずれもが、未来を共創する。

ホント、コワーキング、最高だ。

と書いてて、今、(また)思いついた。先の「コワーキング曼荼羅」を9x9のマス目に拡張しようと思ってるのだが、それを皆で作るワークショップにしたらどうかな。きっといろんな気付きがあると思うのだが。

参加します?

ということで、今日はこのへんで。


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