![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/23620077/rectangle_large_type_2_8a6fe9fbaeaf9d2de3f73f748cd621ad.png?width=800)
リウマチ膠原病学 関節リウマチのリハビリ
リハビリの目的
関節の変形進行の防止
二次的な廃用の防止
補助具などにより日常生活動作能力の向上
あくまで治療の一環であり、薬物療法なども並行して行っていくことに留意
関節炎症の病態
滑膜炎症→骨萎縮→肉芽形成→軟骨破壊、骨破壊
ステージ分類
ステージ1:骨の軽度萎縮
ステージ2:関節裂隙が狭小化
ステージ3:関節破壊と変形
ステージ4:破壊された骨が癒合、骨性強直
また、ムチランス変形という症状もある
ムチランス変形:関節が消失し指がアコーディオンのようにぐにゃぐにゃになる
クラス分類
クラス1:正常
クラス2:多少の障害があるが普通の生活ができる
クラス3:身の回りのことはなんとかできるが、外出時には介助要する
クラス4:ほぼ寝たきり
リハビリテーション療法の種類
①患者教育:関節保護法、労力の節約指導
②物理療法:温熱療法・・・関節炎急性期には禁忌
③運動療法:関節可動域訓練
筋力増強訓練
歩行訓練
④作業療法:上肢可動域訓練
日常生活動作訓練
自助具導入・・・生活に必要な道具を関節負荷なしで使えるようにする器具 ドアノブエイド、蛇口エイドなど
⑤装具療法:杖
関節保護装具
頸椎装具 など
温熱療法
超音波、マイクロウェーブ→深部温熱
ホットパック、パラフィン浴→表在温熱
炎症反応低値、関節液貯留少ないことが前提条件
運動療法
ゴムバンドによる筋力維持、アイソメトリックス
記事閲覧ありがとうございます 毎日医学系記事書いています! スキ・サポートいただければより励みになるのでよければお願いします! 質問・感想などコメントもご気軽にどうぞ