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整形外科学 脊髄血管疾患・CP・骨代謝疾患

脊髄疾患による神経症状

筋力低下:MMTテストで診断

MMT3→抵抗を加えなければ重力に打ち勝って正常な可動域いっぱいに動かせる

知覚障害

反射異常

膀胱直腸障害

疼痛

脊髄血管疾患:動静脈奇形・・・静脈圧増加による脊髄還流障害

盗血による脊髄虚血

脳性麻痺(CP)

受胎~新生児期の非進行性病変による永続的運動・姿勢異常

分類:痙直型

   低緊張型

   アテトーゼ型・・・高ビリルビン血症による

治療:早期診断し、全身状態を良好に保つ

根治療法はない

代謝性骨疾患

骨粗鬆症

骨密度と骨の質の低下により強度が下がる

椎体圧迫骨折、大腿骨頸部(近位部)骨折、橈骨遠位部骨折、上腕骨近位部骨折 が好発

診断:YAM・・・成人骨密度平均値 

この値の70%以下または脆弱性骨折ありで80%以下なら骨粗鬆症

   マーカー・・・骨形成→アルカリホスファターゼ

          骨吸収→TRACP-5b・・・破骨細胞の酵素活性示す

治療:薬物療法

①骨吸収、骨代謝抑制

ビスホスホネート製剤、SERM(エストロゲン作用補助)、ホルモン補充

②骨代謝抑制

PTH

③骨の栄養

ビタミンD3,K2

骨軟化症

Ca,Pの沈着/石灰化障害→骨形成障害

石灰化していない類骨が過剰蓄積する(骨密度低下)

骨端線閉鎖前の場合はくる病と呼称

病因

①ビタミンD不足

②ビタミンD活性化障害

③ビタミンD受容体障害

④リン再吸収障害:ファンコニ症候群など

⑤その他:FGF23関連

     低フォスファターゼ

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