今期の1on1ミーティングで、ひと工夫したコト
今回のnoteでは、
2019年度に行った1on1で、ひと工夫した点について書いてみたいと思います。
ちなみに弊社では、
毎週、週1で30分ほどチームメンバーと1on1をやってます。
1on1自体についてやその目的については、多くの書籍や記事が出ているのでそちらを参考に。
一例として、PERSOLさんのオウンドメディア「組織づくりベース」の中の記事を引用
毎週行っている1on1のアジェンダは、
「業務上のあれやこれや(進捗、学び、悩み、行き詰まりポイント、調整が必要なことなど)」がメインです。ほぼほぼ記事の内容と似てます。
普段からも、このあたりの会話はもちろん行なってるのですが、
週1で1on1の定例であると、「深い相談はその時にしよう!」と双方安心できるものですので、実施はオススメです。
さて、それでは本題ですが、
冒頭触れた「ひと工夫した点」についてです。さっそくですが、
結論から言うと「その期で設定した評価テーマのレビューを毎週行なった」というのが解です。
そうしようと思った背景を、少し話します。
前職(代理店)の頃の話なのですが、
前職では評価Mtgの際に、いろんなチームで炎上mtgが勃発してました、笑
要因はいろいろで、かつ前職のことになるので、
細かくは話せませんが、かいつまむと下記です。
・自分の頑張りが適正に評価されているか謎
・評価が納得いかない
・会社の業績(目標粗利達成度)で賞与が変動することへの不満 等々
(数値周りを扱っていないとそういう部分もなかなか理解できないのでしょう。)
それは置いておいて、
たぶん上記の評価への不満は、いろんな所で起きてるのではないでしょうか。。
自分としては、”状況を変えるには自分らで何かを変えること”だと思い、
いろいろと振り返った結果、原因として
「チームメンバーは自己評価を上長へ伝えるタイミングが、クオーターもしくは半期に1回であった=評価周りに関する共有が薄かった」こと、と考えて、この部分を変えていこうかな、と。
3月が期末の会社が多いと思うのですが、
併せて4月には個人の評価Mtgも行われる時期だと思います。
弊社も、下期のフローで評価Mtgが行われます。
(フロー)
個人で自己評価後に評価シートに入力
↓
上長に共有
↓
上長が部や評価会議に提出
↓
その振り返りを上長からレビューされるという感じです。
※クオーターごとに中間振り返りを、メンバーと上長で実施
これだと、
前職同様のことも起こってしまうのかなーと思い、下記のように修正。
■期初(ないしは前期末) ※修正なし
組織の目標設定がされたのち、
個人ベースへ落とし込み→メンバーそれぞれが目標設定。
場合によっては、目標設定の部分からもサポート。
■その後の毎週の1on1 ※1on1の内容を修正
目標に対して、その週でどのような動きをしたか、
どのような成果が出たか、どのような行き詰まりがあったかを、話す時間を通常のアジェンダに追加。
ここでの目標に対してのレビューは、成果等の結果ベースで話すのではなく、あくまでもアクションベースでの話。
細かなことでも良いので、
その週で行なったことを振り返ってもらい、
その事象ごとでプチKPTを繰り返して行くイメージで、習慣化。
結果、当初のクオーターや半期に1回の振り返りを行うよりも、
当事者自身も自分のことを常に振り返ることができるので、
自己分析が深くでき、都度1on1をやっているので、
評価する側もその理解度が深い。
そのため、組織側にチームメンバーの評価を提出するときも
解像度が高い状態で提出できます。
まだ改善余地もありますが、
いったんはこのやり方で順調に進んでおります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?