見出し画像

ヒット作品が続く”ジャンプコミックス”の隠し球『仄見える少年』レビュー

ごきげんよう〜♫かんたーです♫

空前絶後の『鬼滅の刃』ブームがようやく落ち着きを取り戻しつつある中、次は『呪術廻戦』ブームが来て、さらにはアニメ化決定で話題の『チェンソーマン』と書店員は”ブームの暴力”で恩恵を受けています♫

その中で個人的に”ジャンプコミックスの隠し球”と思える作品『仄見える少年』をレビューしていきたいと思います。

『仄見える少年』

〜あらすじ〜

捻くれ者の片薙木伊織(かたなぎいおり)は、日常に潜む霊怪を祓う、やる気のない霊媒師。しかし、絶対服従の姉からの命令で、人助け好きの少女・哀別理久(あいべつりく)に取り憑いている霊怪を祓うことに…。そして自身と理久が持つ特異な能力について恐るべき事実を告げるーーーー⁉︎               参照:「仄見える少年」1巻 裏面

〜感想〜

『呪術廻戦』の2番煎じと感じる方もいるかと思われます。ただこちらはどちらかというと1巻を通して読んでみて「学校の怪談」に近い感じを受けました。ぶっ飛んだ驚愕の悪魔が出るというわけでもなく、呪いがあるわけでもないのですが、現在の漫画らしく非常に”テンポ”が良い。

そして『呪術廻戦』と大きく違うところは「主人公」の”性格”と”能力”。伊織は面倒ごとは嫌いで出来ればその秘められた力は使いたくない。そう!伊織には秘められた大きな力を最初から持っている。ただ使い道を間違うと自身が食べられてしまう・友人まで失うというギリギリの中で、よりベストな選択して霊怪を祓うというストーリー。

シンプルながら曲面を打開するシーンはスカッとしますし、早々に出てくるサブキャラも各々、能力を持ってる事もあり、これからのバトルシーンにも目を奪うでしょう。

また、伊織自身の過去の話や姉のことについての伏線を散りばめているので今後、要注目である!

『呪術』とか『霊怪』などオカルティックな作品は当たり外れが多くありますし、その中でグロすぎない作りだったり、多少の笑いがあったりしないと、売れない…ウケない。このバランスの良さが『仄見える少年』をはじめ、ジャンプコミックスには感じます。

〜最後に〜

ジャンプコミックだけでなく昨今の作品はとりわけ”テンポ”を重視しているのか読みやすく、そして一気に購入したくなる欲を掻き立てる作品が多いです。それにしてもここまで『ブーム』になるマンガ作品。少なからず昨今の”外出しにくい状況”と”救世主”を日本中が求めているなどがあるのかな〜なんて妄想しています。

〜それではまた〜

この記事が参加している募集

”あなたの応援“が『私の支え』になります♬