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結末選択は物語にとってとても大きなもの -邦題『危険な情事』のtv放送に添えて-

先程tv東京『サタ☆シネ』枠でtv放送されていた1987年のアメリカ映画『危険な情事』(原題『Fatel Attraction』)、個人的にはその終わり方最悪じゃない..?で、言ってみればそこまでの表現の鬼気迫る感でヒットはしてもラストをそうしたという判断はどうなのかと感じる人は当然居て、ですが同時に多分に大衆映画としてはあの終わり方にはなるのやも知れず

この映画には公開版と別のラスト(※ソフト化の際に特別盤に収録)が存在しており実際問題公開版が正解ではないはずながら公開版が世に出すものとして選択されており、そして当時から公開版はフェミニズムの観点で物議を醸したとされているものの、そこを論点にしちゃうとズレるというか、この話をあのように描いてどう落とすのかって考えた上でこっちを選んだ..?という只々そこの、創作論の話に近い気がするのですよね..

とはいえ題材が不倫と妊娠と復讐という物語で問題ある作劇ではそちらの視点に寄りはするのは当然でしょうし、だからこそ答の落とし所をもっと考えるべきだったんじゃないのかなってそこのもう一段階別の事を凄く考えてしまったのでした(処で引用表紙画像選択を”包丁”で検索して同時にウサギさんが映ってるあまりに誂えたお写真を発見して震えたものでした(撮られた方はFF関係で全然この映画云々でないのでしょうけどだからこそ凄く

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