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この手が届くその日まで [詩]

今日も僕はいつもの如く
狭くて暗いこの部屋で
ぼんやり外を眺めてる 
 
窓の外に見えてる世界は
広くてとても明るくて
今の僕には遠すぎる
 
それでも僕はいつの日か
あの空の下へ出てみせる
この手が届く範囲など
ほんの僅かであるけれど
誰かに届くその時が
来ると信じてここを出よう
 
人はそれぞれ限られた
時間の中で夢を見る
行くも行かぬも同じなら
踏み出す自分に賭けてみよう
明日という日が来る限り
見える景色は変わるはず

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