暦と暮らし【冬至】
冬至です。「陰極まって冬に至る」です。
極まったら、もう登るだけです。
【冬至】
12/22〜1/5
🌱こんな季節
一年で最も昼が短く、夜が長い日。中医学的に言えば、陽気が少なくて陰気が多い。
どんどん陰の力が深まっていましたが、この日を境にゆっくりすこーしずつ日が伸びていきます。
冬至には「ん」(運)がつく食べ物を食べて、無病息災を祈る風習があります。
🌱起こりやすい不調
年末年始を含むこの暦は、忙しさもあって不調が起こりやすいです。体調崩してる場合じゃないのに。
気温が高めだった地域も急に冷えてきました。それによって、心臓に負担がかかりやすいです。
動悸や息切れ、不安感が増したりします。
また、食べ過ぎや夜更かしによる不調も疲労回復の邪魔をします。
🌱養生法
冷えから身を守りましょう。冷えによって肩や首に力が入るため、血行不良になりやすいです。
免疫力も落ちやすくなるので、感染症にもかかりやすくなります。
ストレッチで筋肉をほぐしてあげると体が温まります。特に足を動かすのがおすすめ。足は冷えがたまりやすいからです。
運動はストレス解消にも良いです。
この時、自分に合ったレベルの運動から少しずつ動くのがコツです。はりきるのは暖かくなってから!
🌱おすすめ食材3選
①かぼちゃ
今回は冬至にちなんで、「ん」がつく食べ物です。
かぼちゃは別名「南京」として冬至の定番。お腹の働きを助けて、疲労回復にも良いです。
小豆と煮る“いとこ煮”がおすすめ。
②にんじん
血を養うので、冷え性の方におすすめ。油と一緒に食べると効果的です。
③きんかん
のどの薬と言えば、きんかん。風邪予防にもぴったりです。蜂蜜漬けが有名です。最近では各地にブランド品の金柑がいくつか出ています。
🔰お手軽版(まずはこれだけ!)
☆湯船に浸かる🛁
冬至といえば、柚子湯!
ということで、たまにはゆっくりお風呂に浸かりませんか?
浸かるだけで、体も温まるし、血流も良くなる、寝つきも良くなる!
湯冷めに気をつけて、落ち着いたら早く寝るまでがセットです。
いよいよ年末年始ですね。次の暦は年明けです。元気に楽しく今年を終えて、来年を迎えたいものです。
そのために、締めるとこは締める、楽しむところは楽しむ!
では、今回もここまで読んで頂きありがとうございました。
次は【小寒】1/6にお会いしましょう🎄
メリークリスマス!
良いお年を!
ハッピーニューイヤー!
(全部言っておく)