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暦と暮らし【処暑】

#暮らしの養生 #中医学を楽しむ暮らし


8月も気付けばもう少しですね。蝉の鳴き声も減り、夜は秋の虫の声が聞こえるようになりました。

【処暑】

8/23〜9/7

🌱処暑はこんな季節

「処」という字には止まるという意味があり、暑さが止まってくるよ〜という時期になります。
また、立春から二百十日目(9月1日頃)は台風の特異日とされています。新学期早々台風とは辛いですね…。

🌱こんな不調ありませんか?

・なんかやる気が出ない。
・なんとなく不安
・夏風邪

季節の変わり目や台風シーズンの到来で低気圧による体調不良が起きやすいです。

また、夏のウキウキした気持ちも沈み始めて、考えすぎたり、悲しくなったりしやすいです。
これらは中医学的に夏の五臓の「心」の疲れや秋の五臓の「肺」が関係すると考えます。

「肺」は風邪から身を守る免疫業務もしているので、夏風邪をひきやすくなります。
夏の疲れが出るのですね…。

🌱養生法

秋はセンチメンタルになりやすい季節です。
落ち込むと免疫力も落ちやすいので、まずはメンタルケアを心がけると良いです。
できないことより、できたことに注目してみてください。頭でモヤモヤ考えるより、紙に書き出すと良いです。
また、天気の悪い日は脂っこい食事を控えてお腹を休ませてあげると全身が休まります。
逆に晴れて乾燥した日は、旬の果物で潤いを補給すると良いです。

🌱おすすめ食材3選

①ぶどう
乾きを潤してくれる上に、気力を補う働きがあります。最近では皮ごと食べられるものもあるので皮ごと食べるとより良いです。

②大豆
疲労回復やむくみ、便秘の改善に効果的とされています。一年中ありますが、旬は秋で体を温めてくれる食材です。サラダ用の蒸し大豆が便利です。

③しいたけ
疲労回復効果や免疫力アップに効果的とされます。肉厚の椎茸を焼いて食べると香りがよく食欲が出ます。干し椎茸は栄養価がさらに高いですが、機械干しが多いので食べる前に天日干ししてお日様の力を取り込むと良いです。

🔰簡単これだけ!

今回、お手軽版としておすすめなのは…

☆寝る前にストレッチ

毎日疲れて寝落ちしちゃうことはありませんか?
寝る前に伸びをして背中をほぐしてから寝ると、睡眠の質があがります。
伸びをして、深呼吸して心身を緩めてから寝ると翌朝疲れが取れやすいのでオススメです🙌



食欲の秋を楽しめるように今のうちに夏の胃腸疲れを整えてあげたいですね。
今年はサンマを食べたいなぁと思います(高くてなかなか手が出なくなった)

今回もここまで読んで頂きありがとうございます😊
次は9月8日【白露】でお会いしましょう〜。

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