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「可愛いうちの子を見て!」あなたはどう思いますか?


【書き出し】

最近久しぶりにバスに乗ったのですが、年齢層が高いことに驚きました笑

車内を見てみると会社の業務に追われているためか、日常のストレスを少しでも発散させるためか、搭乗者のほとんどが下を向いて携帯を触っているのを見て何だかモヤッとしました。

そんな中バスに揺られている40代くらいの女性の方のスマホが、思いがけず自分の視界に入った時わんぱくそうな子供の映像が流れていました。



【本編】

近年SNSが”生活に浸透”しており、
ICT総研の調査ではSNSの利用者は2015年度6,488万人で年々右肩上がりで2022年度には8,241万人となり日本人の約83%がSNSを利用している事になります。

それだけ大きいSNSの市場となるとその需要に見合った様々なコンテンツの供給があり、利用している年齢層ごとに多種多様な動画が毎日数十万本も生まれています。

すると”流行”が生まれ、若者が見ている今時のYouTuberも数ヶ月後には新しいスターが生まれ、その流行に乗り遅れた発信は有無を言わさず淘汰されていく

SNSの市場はある意味厳しい世界です。自分も動画編集が趣味なので流行をキャッチアップする難しさをつくづく実感します。


市場が拡大する中無限に生まれるコンテンツも体系化され、市場の中の小さい市場での競争が生まれ始めているので、ひとえにSNSの市場といっても棲み分けが始まっています。

顕著な例が”〇〇系”という言葉です。
枕詞なので語尾は〇〇系YouTuberとか〇〇系TikToker とか
類義語は〇〇シリーズ。




【問題提起】

自分が不思議に思ったことは
”子供”系のSNSです。


地球上で最も愛していると言っても過言ではない自分の子供をSNSに載せる。
(もし子供がいたらそう思うだろうなぁ)
まだ自分には無い感覚です。しかし、子供系のSNSを検索すると当たり前のようにたくさんの動画が出てきます。

親の承認欲求なのか?人気なコンテンツで需要があるからなのか?はたまた供給量が少ないからなのか?

様々な仮説が浮かびました。しかし、何気なく見ていた「彼女の愛が重すぎる」という彼女が溺愛する彼氏に尽くすいわゆる”カップル系”YouTuberの
YouTubeのコメント欄がめちゃめちゃ腑に落ちました。

それは彼氏へのプレゼントを作っている動画のコメント欄にあった

「彼氏への愛がSNSにまで侵食している」

というコメントです。


動画を発信する目的に承認欲求とか金銭的な目標があるわけでなく

好きなことや好きな人を発信した延長線上に

たまたま応援してくれる人がいた。

そしてそれが広告という形で収益化されていた。

応援という言葉も変ですが発信する側も見る側も満たされている

幸福な価値と価値の交換がそこにはありました。




【感想】

子供系〇〇も意外とそんな感じで

親の愛がSNSにまで侵食していて

閲覧数やいいねの数で子供への愛が可視化されるのと同時に

もしかしたら育児のストレスを緩和するモチベーションになっていたりするのかも知れない。と新しい発見がありました。

とはいえネットリテラシーのない誹謗中傷が社会問題になっている事実もあり、倫理観に反していたら将来に半永久的にのこるリスクもあります。


あなたはどう思いますか??


もし良ければ感想をコメントして頂けると嬉しいです!!!






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