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いろいろな記憶がまじりあう

つい先ほど、緊急地震速報が鳴った。
久々に聞く音にめちゃくちゃビックリしたけれども
これは訓練だと分かって少しほっとした。

阪神淡路大震災が、私の中で一番最初の大きな地震の記憶
朝方、まだ暗い中揺れて、思わず起きた
一緒の部屋に寝ている両親も起きた
唯一、幼い妹は寝ていた
明るくなって、私は学校に行く準備をしていたら
テレビで阪神高速が倒れている映像が流れた
あの揺れが、高速道路を倒した、小学生ながら怖い、と思った
その瞬間、余震が来た
ストーブをさっと消す母
すぐに揺れは収まったけれども、
あの日以来、部屋のタンスに耐震グッズがはめられた

そして
東日本大震災
私は仕事中だった
相談業務をしていて、小さな相談室で相談中だった
最初は、相談者が「揺れてる」と呟いて怖がり始めた
私は気づかなかったけれども、
しばらくジッとしていると揺れを感じた
二人で部屋を出ると、他の人も全員部屋を出ていた
しばらくして揺れが収まって仕事を再開したけれども
相談が終わってパソコンを開くと
どうやら東北で強い地震があったらしいとのこと
阪神淡路大震災の時の記憶がよみがえった
自分が感じていた揺れが、どこか遠くで強い揺れになっていて
色々なものが失われていく感覚

今、私の家の入口には、防災鞄を置いている。
といっても、
山登り用のリュックと、寝袋を用意して、
リュックの中には、食べ物などを入れているだけ
これで準備は万端なのか?
災害が起きたとき、この棚から、リュックと寝袋を出せるのか?
実際起きてみないと分からないものだな

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