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旅館の若旦那が実感したおてつたび~2023年は第二フェーズへ

私が勤める旅館さわきは、愛媛県と広島県にまたがる『しまなみ海道』の真ん中、大三島にあります。サイクリストの聖地としても有名な観光地です。

旅館さわきは、瀬戸内の新鮮なお魚料理をお腹いっぱい食べられる宿として2022年は多くの方に宿泊して頂きました。
https://sawaki-ryokan.com/

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おてつたび受入は2022年の大きなトピック


そんななか、若旦那が思う2022年の大きなトピックとして『おてつたび』が挙がります。

2022年に入り、正月やGW、夏・秋の繁忙期など計19名のおてつたび参加者をお迎えしました。

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実際に受け入れを行ってみたからこそ感じる点をお伝えし、おてつたびが気になっている宿泊事業者・おてつびとの方にも参考になれば嬉しいです。


まず、おてつたびのサービスの魅力は公式HPを見ると、ばっちり書いてあって「あー、その通りだなー!」と思うことばかりですので細かくは割愛します。

『調理補助のスタッフが急遽必要になり、利用しました。おてつたびは必要なタイミングですぐに人手が見つかるので助かります。現場にも新鮮な空気が増し、活気が出てくるのもありがたいこと。おてつだい終了後も交流が続いている方が多く、地域のファンを増やせるところが魅力です。』

https://otetsutabi.com/business

実体験の一例をお話しすると、

『急な応募でも人が集まる』

春先にコロナの感染者数が落ち着き始め、想定以上に予約が増えてきた際には、希望募集期間の1週間前に申請し、掲載後すぐに希望者からの応募がありました!こんな急なスケジュールなので、マッチングが成立しなくても仕方がないと思っていたので、助かりました。

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『おてつたびの参加者は、なんか良い…!』

おてつたびの参加者は、よくある派遣・リゾートバイトの方とは目的が異なり、地域・働く人・仕事そのものに興味を持ってくれる方が多い印象です。



第二フェーズへ ~『19分の3』


19分の3…、何の数字かというと、

2022年におてつたびで受け入れた19名の内、3名がしまなみ海道に移住、もしくは移住予定です…!1名は現在、旅館さわきで東京と大三島の2拠点生活をしながら働いてくれています。

また、他に3名の方がおてつたび後には、ご友人と一緒にお客様として宿泊して頂きました。

こうして、おてつたび参加者と旅館・地域との関係性は普段の旅行よりも深く結びつき、とてもいい関係性が築けています。


2022年は『繁忙期の人手不足解消』が大きな目的で利用させて頂いておりました。

2023年はおてつたび利用の第二フェーズとして、『地域・旅館のファンづくり』としての意味合いを深め、特別な繁忙期以外での受け入れも増やし、より多くの方と関わっていきたいと考えています◎




今年もおてつたびでの新たな出会いが楽しみです!

このnoteが、しまなみ海道や大三島でおてつたびをしたいと思っている方の目に留まってくれることを願っています◎


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