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(おまけ)Officeの小技②文字列分割をもっとシンプルに。TEXTBEFORE関数のすゝめ

はじめに

当記事は
 Officeの②
  文字列分割をもっとシンプルに。
  TEXTBEFORE関数のすゝめ
 https://note.com/kankare/n/n7a1e0b4662c3
のおまけです。

今回のテーマは「エクセル初心者の方の躓きポイント」についてです。

上記の記事では、TEXTBEFORE関数をオススメする理由の一つに
「記述がシンプルになる」を申し上げています。
では、「記述が複雑になる」だと何がよろしくないのか?
それはエクセル初心者の方の躓きになってしまうことです。
それでは行ってみましょうー


本編

まずは、TEXTBEFORE関数をつかったらどうシンプルになるか
おさらいしましょう。


どのようにシンプルになる?

以下画像の通り、
1.従来のやり方:LEFT関数、RIGHT関数
 を上に記述
2.新しいやり方:TEXTBEFORE関数、TEXTAFTER関数
 を下に記述して並べています。

はい。どちらがシンプルなのかは一目瞭然かと思います。

躓きポイントが隠れている

複雑だとそれだけ「エクセル初心者にとっての躓きポイント」が
たくさん隠れています。今回は2つの躓きポイントが隠れています。
一つずつ見ていきましょう。

躓きポイント①:関数の中に関数が入っている

以下のLEFT関数にあるように、第2引数にFIND関数が入っています。

この状況、エクセルに慣れている方なら何の変哲もない状況です。
しかし、エクセル初心者からしたら異常事態です。
頭の中はきっとこんな感じ。

初心者Aさん
「えーと、LEFT関数を使うんだよね。…ん?でもFINDって書いてる。  え?最初にはLEFTって書いてる。???。LEFT関数を使う時は  FINDって書かなきゃいけないの?そういう決まり?」

はい。
初心者の方からすると関数を使うだけでも大変なんです。
若葉マークの人が軽自動車で高速道路を走っているようなものです。
優しくしてあげましょう。

躓きポイント②:関数の中に計算式が入っている

RIGHT関数なんてもっと大変。
関数の中に関数が入ってることに加えて、
関数の中に関数が2つ入ってて、しかも関数の戻り値を引き算してます。
ああもう大変。

初心者の方の頭の中はきっとこんな感じ。

初心者Aさん
「えーと、RIHGT関数は右から何文字かの文字を持ってくるんだよな。
 よし。
 持ってくる対象はB10セル。OKOK。
 で、何文字持ってくるかは…
 ん?LEN関数?FIND関数?そして「-」(マイナス)?
 ん?ん?ちょっとまって。LEN関数ってなんだっけ?ググらな…
 ん?で?LEN関数からFIND関数を引く?引いたらどうなるん?
 ??????」

全然優しくなーい!!
こんなの
「オートマ限定免許の人にマニュアル車渡すようなもの」
「パソコン初心者にUbuntu搭載パソコン渡すようなもの」
「ゲームしない人にSEKIRO渡すような…以下略」
ですよ!全く。

まとめ

はい。というわけでまとめです。
文字列分割はみんなに優しい世界であるべきです。
だからTEXTBEFORE関数を使いましょう。
記述がシンプルになって初心者にもやさしい世界がやってきます。

LEFT関数とRIHGT関数を使って複雑に書けるからといって
ドヤ顔している場合ではありません。
複雑に書けることに価値はほぼ無いです
(一部の難読化を目的とする場合を除きます)。

ではでは。今日はこのあたりで。

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