『タンパク質』と歴史|【文明単位の歴史論】
文明の発生段階から歴史を読み解くと、
ユーラシアでは「家畜」から動物性タンパク質を確保していました。羊・牛・ヤギ・トナカイ等の動物の群れに対して、人間が超越者として支配する訳です。ここから、人間をも超越するものが有るだろうという発想になります。
それが現在の一神教に繋がっています。
日本列島では、主に「海産物」を動物性タンパク源にしていました。海の恵みに生かされるという感覚が、現在のアニミズム的な信仰に繋がっています。
「動物性タンパク質」をどこから確保していたかが文明を分けているんです。
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