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エクストリーム企業分析 〜サイバーエージェント編〜

こんにちは!

Compassの嬉 莞爾です!


今日は手巻き寿司を食べる予定だったのですが、
いろいろあって食べれなくなってしまい、少し萎えています😢

まあそんなことは気にせず、今日も企業分析していきましょう!

毎回やってますが、より良い記事が書けるように、みなさんの求める情報をアンケートで調査しています
よろしければご協力お願いします、最速10秒で終わります笑
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT_WzFaF8WqNPVSsNpiX_0u3o9MgvwM3xoVkBKw3rvBzGXbg/viewform?usp=sf_link


それではみなさんお待ちかね、かどうかはわかりませんが、
サイバーエージェントについて分析していきたいと思います!

◯サイバーエージェントのミッション

21世紀を代表する会社を創る

ざっくりですね〜笑 でもそこもサイバーの魅力ではあります

21世紀を代表する会社とは、何かはわかりません
ただインターネットを使うことだけは決めています
そこに関連するものであれば、どんな分野だろうが、誰に貢献しようが、全力で参入していく会社です

売上4400億円、従業員数5000人と規模はすごく大きいですが、右肩上がりで成長をし続けていて、「人」と「カルチャー」以外は事業もミッションもいつ変わってもおかしくない、変化もスピード感もあるベンチャー企業です



◯サイバーエージェントの事業内容

そんな変化の激しいサイバーが今なんの事業をやっているのかというと、

・メディア
・インターネット広告
・ゲーム

です
まずメディアから説明していこうと思うのですが、
正直、この事業がやりたい!と言って入社することはお勧めできないので、ここは現状が大体分かればいいかなと思っています

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・メディア事業

まずはAbemaです
2016年4月に本開局し、テレビ&ビデオエンターテインメントとして展開する動画配信事業です
24時間編成のニュース専門チャンネルや、オリジナルのドラマや恋愛リアリティーショー、アニメ、スポーツなど、多彩な番組を配信しています
また、オリジナルエピソード数は国内発の動画サービスで日本No.1を誇り、登録は不要で、スマートフォンやPC、タブレット、主要なテレビデバイスにも対応し、いつでもどこでも、様々なシチュエーションで利用することができます

実はAbemaはサイバーエージェントの社運を賭けた事業で、テレビに取って代わる圧倒的メディアとなることを目指しているのです
テレビに追いつくユーザー数の基準は「週間利用者数1,000万人」になりますが、現在はまだ500万~600万ユーザーしかいません
そのため、面白いコンテンツを作るために製作費が莫大にかかり、現在は赤字が大きくなっています

次にAmebaです
日本最大規模のブログサービス「アメブロ」や、最新の芸能ニュースやゲームを無料で楽しむことができます
「Ameba」でオフィシャルブログを展開する芸能人・有名人は20,000人を超え、ブログで発信される情報からたくさんの新たな記事や話題が生まれています

実は最初、アメブロは全然ダメだったらしいです
当時はホリエモンが運営していたライブドアというブログサイトが人気をしめていて、タレントがブログをするという流れを作ったのもライブドアなんです
しかしホリエモンが虚偽の決算報告を出した疑いで捕まり、ライブドアにいたタレントはほとんどアメブロへ移って行ったそうです
そこからどんどん人気を上昇させたのがアメブロなんですね

他にも、パートナーを見つける新感覚の恋活サービス「タップル誕生」や
月額980円で、世界中の音楽6,000万曲以上を聴き放題の「AWA」、競輪やオートレース(バイク)のインターネット投票やそれに関するデータをみれる「WINTICKET」などがあります


・インターネット広告事業

1998年の創業以来変わらず展開しており、国内トップシェアを誇ります
広告効果を最大化する運用力およびクリエイティブ力を強みに、AIを活用したアドテクノロジーなどの先端技術を用いて高い広告効果を実現し、総合的なソリューションを提供しています

まだスマホが普及する前からこの業界に手を出していて、他のインターネット広告の企業より一歩抜き出ている状況です
数をこなせはこなすほどデータが蓄積されるため、時間が経つごとに薄れるどころかますます強まります
従来の広告代理店や競合が手をこまねいている間に、圧倒的地位を築く可能性があります

さらにAbemaがテレビに取って代わるようになれば、広告業界最強になることは間違い無いですね


・ゲーム事業

サイバーのゲーム事業は、主にCygamesなどの子会社が担っています
主力タイトル8本を含む約50本のスマートフォン向けゲームを提供しており、「グランブルーファンタジー」など人気タイトルのアニメ化など、ゲームの世界観を様々なかたちで提供しています

正直パズドラやモンストなどのスーパーヒット作を生み出せているわけではありません
ヒット作品を開発できるかに全てがかかっていると言っても過言では無いゲーム事業ですが、サイバーでは1年で7タイトルもある程度のヒット作品を開発するなど、一発は大きくないけれど数を増やすことで売上を安定化させています
もちろんエンジニアはスーパーヒット作品を狙って作っているのでしょうが、逆にヒット作に売上が依存してしまうというゲーム事業の課題は克服しているといえます



◯サイバーエージェントの強み

まずサイバーの圧倒的強みは人材にあります

チャレンジ精神旺盛な風土であり「チャレンジして失敗した者にはチャンスを与える」というカルチャーがあります
この点は、他の大手企業と大きくことなります
それゆえ、インターン生など学生のうちからビジネスアイデアを経営陣に直でぶつけることができます

また「新卒社長」という制度があり、入社数年の社員を対象に、新規事業の社長となり、自身の給料設定から、事業計画まで、全てにおいて権限と責任を負わせることにより、能力と経験を最大限に伸ばす制度です
「新卒の能力を引き出し成長させるには、子会社社長のポジションを与えること」という藤田社長の方針により作られました
自身も実際に新卒2年目辺りで事業を始めた経験があるようです

さらにインターネット業界で活躍する人材を育てるためには、変化に対応しながら圧倒的な成長スピード、かつ高い成長角度で人材が育つ環境を構築しなければなりません
そこで、『新入社員が短期間に確実に成長できる』育成プログラムを作りました
このプログラムの特徴は、良いスタートダッシュを切り早期に活躍できる人材になるための要素を細かく定義し、それらを身につけるために必要な知識や経験、考え方などを全てプログラム化していることです
また、配属される部署に合わせて、それぞれ担当するお客様の業界毎に必要な育成プログラムも個別に整備しています
業界トップレベルの人材が社内に複数存在していることで、どういう状態を目指せば、市場で勝っていけるのかという理想形が分かっているからこそ、そのために必要なスキルを定義することができ、プログラム内容の精度を追求することができています

また半年に一度、社員の更なる能力の引き上げを目的に、育成計画を話し合う「人材覚醒会議」を実施しています
合宿形式のこの会議では、人の育成計画のみにフォーカスし、徹底的に議論することで、人材育成の仕組みの一つとして機能し、その場で決議されたことが翌月の組織変更にダイレクトに反映されたり、体制作りや仕組み作りにも活かされています

人材に近い部分で開発力も強みの一つです
様々な新サービスやWEBツールを生み出せる理由は、経営や企画が優れているだけではなく、それを支えているのは開発の技術力です
会社がインターネット広告や、AbemaTVなど、次々と新事業にチャレンジした結果、サービスに必要な技術も異なり、技術の裾野が広がっていきます
これは開発者の離職率防止にも役に立っています
何年も同じシステムの運用や開発ばかりやっていては、キャリアを積み重ねることができず、転職してキャリアアップを選ぶ人も多くなります
次々に最先端のサービス開発に携われるサイバーは、技術者にとってはとても魅力的な環境であり、だからこそ開発力の高い技術者が多いのです

これらの制度により、人材の育成と各分野に特化することによるスピード感を実現しているのがサイバーエージェントです


そして事業の強みでいうと、やはり国内トップシェアを誇るインターネット広告と、安定した売上を出しているゲーム事業、この二つによって生み出された収益を、Abemaという可能性に惜しみなく投資できているという形ですね

現在の藤田社長の頭の中は、95%がこのAbemaらしいです
それだけここに可能性を感じていて、本気でテレビのリプレイスを狙っています

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◯求める人材像

総合職やエンジニアに関わらず、基本的に採用方針としては、
「素直でイイヤツ」を採用するというのが1つです
技術職採用については加えて「技術に前のめり」という点を見ています
素直でイイヤツというのは、言われたことを全部鵜呑みにするYESマンではなくて、カラカラのスポンジのような人です
変化の激しいインターネット業界で、どんな勢いでどんな水が飛んでこようが、それをとりあえず吸収できる、そしてその水を自分で絞れる、つまりインプットとアウトプットのサイクルを早くして、仕掛けていきたい、という人を求めています
逆に言うと、サイバーエージェントは変化と共に成長してきたこともあり、社風的に「私はこれしかやりたくない!」「この組織じゃないと頑張れない」ではなく、どんな組織でも変化を楽しみながら仕事ができる人がサイバーエージェントに向いていると思います

そして「能力の高さではなく一緒に働きたい人を採用する」です
仕事を全力で楽しんでいる人や、目標や夢を明確に持っている人が多いです
それに対して一生懸命がんばることをチーム全員で応援するカルチャーがあります
人の努力を笑わない人が多く、一生懸命頑張っている人や恥を捨て勇気を出して発信する人に対して全力で応援します
チームで大きい壁を乗り越えることが好きな人や、一人ひとりの成長に全力で向き合う人が多いので、”個"がどうなりたいかというよりは、会社や社会をどうしていきたいかという視点の高い人たちが多く採用されています

具体的に言うと、例えばサークル活動でも自分が楽しみたいだけでなく、メンバー全員の目的に向かって周りを巻き込み、みんなの行動にも肯定から入れる人がいいと思います

カルチャーに合っていることがかなり重要ですし、無理に合わせようとするのは本質的ではなく、LOSELOSEの関係になってしまいます



◯最後に

就活に役立つ情報をさらっと手に入れられる、そんなnoteを目指していますもっとこうして欲しい、こんな情報が欲しい、この企業を分析して欲しいなどありましたら、コメントをくださるとうれしいです

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