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カナナヱ
2020年5月25日 20:46
尿意と殺意の区別がつかない。君は、尿意の殺意の区別がつかない。それは残念な事態だが、生まれつきの病状であり突発的に発症した。 太陽が太陽らしく輝いている夏の日、君は隣町の女子高との合コンに誘われその席で一人の女の子に「肌はミイラみたいな質感なのに目だけ黒豆みたいにツヤがあるね」と言われ、殺意が湧いたが殺意と尿意を勘違いし、おもむろに立ち上がってトイレに直行した。チャックを降ろせども降ろせど
2020年5月21日 22:22
わたしは眠っていた。わたしは夢の中で、あまりに大きすぎる鯉の背中に乗って大麻を吸っていた。鯉の鱗は赤と、黒と、ところどころ肌色(今は「ぺールオレンジ」と言わないとどこかの人権団体に刺されてしまう)という意味のわからない配色をしていた。ニューバランスの新作でもこんな意味のわからない配色は一生出てこないだろう。鱗にそっと触れると鱗はちょうど36.3℃の温度で、人肌じゃんと言わんばかりの感触