旅するニューヨーク
昨日UPしたショートショートの舞台、今日は旅するしりーず第3回目、ニューヨークの旅の話をしよう。
私がニューヨークへはじめて行ったのは20歳の冬。前回の旅するロサンゼルスで書いた世界一周旅行という学校主催の旅だった。
冬休みに2週間かけての旅程は次の通り。
ロサンゼルス→ニューヨーク→ローマ→フィレンツェ→ミラノ→パリ
ニューヨークへはクリスマス直前までおり、ローマで店がほぼ閉まってる中でクリスマスを過ごし、ミラノからパリへは年越し夜行列車での移動だった。
この時の思い出はありすぎるので、今回はニューヨークにフォーカスする。
この旅行で1番気に入った街がニューヨークだった。自由でネルギッシュなパワーに溢れたこの街に私は恋に落ち、絶対にもう一度来よう!と心に誓い、22歳で社会人の9月に2回目に訪れた。
押し入れを掘り起こして写真を見つけてきた ↓
(右上だけ2回目に行った時で最後に出てくるキャンドルとポストカード買った店)
1回目に訪れた時はクリスマス前の冬で、それはそれは賑やかだった。
自由の女神はリバティ島にあるのでフェリーに乗って行く。するとカモメが飛び、バックには自由の女神!!とにかく絵になる。
自由の女神は王冠のところが窓になっていて中は階段で上まで登れるようになっている。ところが途中から大渋滞。
全く動かないまましばらくたち文句のひとつも言いたくなるその時、下から歌声が!!誰かが歌いはじめ、するとその声にハモるように声を乗せていく。もうめちゃくちゃかっこいい!!
退屈な待ち時間だった日常がドラマになる。最後は大合唱さながらで、そのうち階段も動きはじめた。
ニューヨークでの感動はもうひとつあり、クラムチャウダーが美味しい店が海の近くにあるからと、添乗員さんに連れて行ってもらった。
店の前では少年たちがクリスマスソングの合唱をずっとしており、それがなんと、ツリーの形になって歌っているのだ。遠目には人だと気付かなかった。
1番上は一人、下に行くほど人数が増える。組み立て体操ではない、多分そのように立てるセットを組んでいたんだと思う。
寒空の下、おめかし姿で歌う少年たちの歌声を聞きながら、超絶美味しいクラムチャウダーを飲んだ感動的夜だった。
2回目行った時の写真 ↓
かの有名なロックフェラーセンター。
買い物ツアー。雑貨とか可愛いお店も沢山。スープのお店が良かった。スープストックトーキョーが出来た時、ニューヨークで食べた店に似てると思った。
この時買ったキャンドルとポストカード。
洗面所に飾っている。
ショートショートの舞台となった、ブロードウェイのミュージカル『オペラ座の怪人』
最前列で観たにも関わらず、初日だったため時差ボケで殆ど寝るという失態。音楽は舞台の下で生演奏。
1幕目が終わる時、ガシャーン!とすごい音でシャンデリアが落ちた。その音にびっくりして目を覚ます私。
しかしまた2幕目からほぼ寝てた💦
観劇好きなのだが、時差ボケには逆らえない。次回は最終日前に行こう。
海外旅行中はビデオも撮ってと忙しい。
エンパイア・ステート・ビルには2度登った。1997年には銃乱射事件がおきたため、2度目に行った時は持ち物検査があった。ニューヨークはそれから同時多発テロが起こり、リーマンショックがあり、この20年の間にずいぶん変わったのかもしれない。今でも笑顔あふれる街であってほしいと願うばかり。
ちなみに今度こそはグッゲンハイム美術館へ行くぞ。ヘッダー画像は最終日に行ったら定休日という悲しい記念写真だった。
こうやって振り返るとやはり、旅とファッションはリンクしており、ファッションが旅を盛り上げるのに一役買っている気がする。旅のファッションも思い出のひとつ、ぬかりなく!
前回の旅するしりーず、ロサンゼルスは、note公式 #海外旅行 記事まとめ に追加されました☆
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