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送信取り消し機能って便利?

先日インターン先の社長に
みんなが見ているツールを使って
メンションをつけてメッセージを送らなくちゃいけない状況になって
周りの人に相談しながら、
「これでいいですかね?」とか文面見てもらいながら、
「あ〜どうしようどうしよう」と言っていたら、
「なんか、好きな人にメッセージ送る前の中学生みたいだね」
なんて言われてしまって、
思ったこと。


ワタシは小学3年生の時から携帯を持っている。
その時代は、ガラケーで
連絡手段はメールや電話のみ。

ガラケー時代は、メールでやりとりしていて、
なんて送るか、どんな風に送るか、いつ送るか
ドキドキしながら、メール送ってたなと
思い出した。(年齢もあるかもしれないけど)

一つを送るまで30分〜1時間とかかかって
メールを送っていた。
送ってしまったら、いつ見られるとか
わからないし、
送ってしまったら、もう取り消せない。

だけど、今ではLINEでもなんでも
送信取り消しという機能ができた。

あれはとても便利だ。

間違えて文章を送ってしまっても、
相手が見る前だったら、簡単に取り消して
なかったことのようにできる。
そして正しく再度送ることができる。


だから、最近では一つのメッセージを送るのにも
30分〜1時間なんてかけなくなった。

取り消し可能な機能のみが理由ではなく、
気持ちの変化もあって、

いずれ送らなければいけないのだから、
ウジウジしている時間がもったいないという
考えで、送ってしまうということもあるけど、
送信取り消しができるから、前よりも相手に送る文章に対して
慎重にならなくなった気がする。

またメッセージも一文ずつでのやり取りが
多くて、一つ一つの言葉にそれほど重きを置かなくなった。

言葉は人に伝えても、捉え方が人によって違う。
だから、送った言葉は
その人が放った瞬間、一人歩きをすると
どこかの本か誰かの言葉で聞いたことがある。

だから、送信取り消しが簡単になった時代でも
一言放った瞬間から、言葉をその人のものではなくなるのだろう。

だからどうっていう、この話はオチのある話ではないけど、
捉え方は人によって違うし、
その人の経験や知識によっても
変わってくる。

だから、ワタシは
ワタシの気持ちを
なるべく間違いがなく、人に伝えたいと思って
かなり文章が長くなる。

遠ければ遠いほど、長くなる。
でも近ければ近いほども長くなる。

もっと簡潔に、わかりやすくなりたい。

大切にしたい。
だけど伝えたいように伝わるように。

送信取り消し機能をなるべく使わないでいたいな
という話。

211220_mishio

# no.6

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