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初心者でプログラミングが上達する人、しない人

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

今日は、何かを学ぶ時に上達する人、上達しない人の違いの話をしたいと思います。

ズバリ結論から言うと、それは「教わる側に主体性があるかどうか」です。

上達しない人

僕はカナダでプログラミングの学校へ通いました。
僕が行った学校は、先生の質もそんなに良くないというのはいろいろ在学生や卒業生の噂では聞いておりました。

実際に行ってみた感想としては、「うーん・・・確かに良くない」ってのがありました。先生も教え方が上手くなかったり、知識が明らかに足りない、あるいは遅れている先生だったり。授業も「ほんとにこれで就職できるのだろうか」って感じではありました。

あれから何年も経ってみて、周りの人達の結果を見てみると、「成長した人」と「成長しなかった人」が顕著に分かれました。

同じ初心者で学校に入って、同じ授業を受けていたのにどうしてだろう。
上達しなかった人の特徴ってなんだろうと考えます。


1つはモーレツにプログラミングに向いてなかった可能性。
中にはプログラミングみたいなことが苦痛の人もいます。始めるまでは気づかなかったが、やってみて気付いたパターン。
それはもう仕方がない。違うことをやったほうがいい。

2つ目が肝心なのですが、学びに主体性がなかった人
そして僕が見てきた上達しない人のほとんどがこれに当たります。

こういう人は、学校や教師の文句を並べ立てます。
やれ、教え方が悪いだの、学校のカリキュラムが悪いだの。

そういうことをずっと言っている人って主体性がまったくない。
教えてもらうだけで上達すると思っていて、なんなら金を払っているんだから的な態度をとったりします。

もちろん、お金を払っているのはそうだし、学校もちゃんとした教えを提供する義務はあるとしても、そんな態度ではどこに行ったって結果は同じでしょう。たぶんスタンフォード大学に行ったとしても同じことを言いそう。

まだ学校を途中で辞めて違うところに行ったりするのはマシだと思います。自分でなんとか状況を変えようとしているから。
最悪なのは文句を言うだけいって、結局なにも主体的に動こうとしない人達。

そういう人はもれなく卒業後もプログラミングを習得できずに諦めていきました。

上達する人

逆に上達する人っていうのは学びに対してかなり主体的です。

全然教え方上手くない先生であっても、自分から質問したり、そこからなにかを持って帰ろうとします。

または先生や学校が役に立たないのがわかると、さっさと経験者の友達を見つけて、その人に聞けるような状況を作ったり一緒にプロジェクトをやったりします。
他にも使えない学校のカリキュラムなんて適当にやって、自分でいろいろな教材や本を駆使して自分で勉強します。
中にはマシな先生の授業に忍び込んで、勝手に授業を受けている人もいました。

こういうことをやっている人で上手くいかなかった人を見たことがありません。カナダで就職したり、カナダに残らなくても母国でプログラマーになったり、いい会社に就職したりしています。

上達するには、プログラミングのセンスの部分よりも、この主体的に学ぶというのが出来ているかどうかが大きな分かれ道なのではないかと思います。

ということで

教える側のクオリティや環境よりも、その人がどれだけ自分から学びを手に入れようと前向きに行動するか。それが一番大事なのである。

超有名講師に教えてもらったところで、教えてもらうのが当たり前、全部教えてもらおう、っていう姿勢だと大したことも身につかないだろう。
逆に説明が下手くそな先生であっても、自分から学びを持って帰る人は強いだろうなと思います。

プログラミング学習だけに当てはまることではありません。
仕事に関しても、出世したり、仕事のできる人は主体性があります。

環境や周りのせいで上手くいかないっていう文句を言っている暇があったら、自分でコントロールできるところを、主体性を持って行動しましょうって話でした。

ではでは。


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