見出し画像

好きを仕事にするということ



生活のためにする仕事
好きなことを仕事にする

芸術系で生計を成り立たせるのはなかなか難しい。

様々な仕事とジャンルがありますが、たとえば写真なら、自分の好きに撮った写真を売るだけでお金をもらい生活できるようになる人は少ない。


芸術系で有名になるには、オリジナリティーを持っていて
世阿弥のいう「珍しきが花」
新しいもの、珍しいものこそ人を感動させる
今あるものをどう新しくするか
誰も真似できない個性やアイデアを
人に認めてもらう努力もする


カメラマンは誰でもなれる仕事になりました
好きなことを仕事にするということは
本当に楽しく、毎日が充実しています。
オーバーワークと言われても
夜中まで作業していても
ストレスとは感じたことがなく
幸せだなって思います。
天職です。


写真がうまい人はたくさんいます
写真がうまいからプロになろうとする人もたくさんいます

カメラマンには大まかに分けると

・記念写真・ブライダルカメラマン
・報道カメラマン
・広告出版カメラマン
・芸術カメラマン

その中でも
フリーカメラマンとサラリーマンカメラマンがあります
フリーの場合
1箇所から仕事を請け負うより、多くのお客様、曜日や季節によって偏らない仕事を請け負うようにリスク管理的した方が良いでしょう。


いまや「写真のうまさ」だけを見てたら
プロよりもうまいアマチュアはたくさんいらっしゃいます

もしかしたら写真がうまいということは
すごく当たり前になってくるかもしれません

プロにあってアマチュアにないものは
写真のうまさ以外に何があるだろうと
考えるために
少し昔を振り返ってみます


アーティストではなく
雑誌のカメラマンとしてスタートしました

入社後
同じ歳くらいの仲間ができ
4人でストロボで遊んだり
徹夜でスタジオのペンキ塗りをしたり
朝から夜中まで
本当に楽しい時間を過ごしました。

入社後すぐ、秋田、青森方面へ
社長のアシスタントで
プロレスの興行の同行撮影にいき、
そこで初めてプロの現場を体験することになります

社長はたぶん28才くらいだったと思いますが
新人の私には本当にカッコよくみえました

普段はしっかりしている感じもなく
何言ってるか早口でわからないんですけどね笑

作家ではないので
撮るための目的があります
プロレスの現場でも


プロってなにがちがう?
アマチュアの方が撮った写真の方がうまいとしても、プロが撮れば、どんな場所でもすぐ撮れる、満足点の高い写真への撮り始めからの到達スピードが早い、確実。品質の平均値がどの写真も高い。
自分を高めるためでなく、誰かや何かのために撮っている


昔のスタジオは体育会系の組織でした、朝から深夜まで働き、厳しい先輩たちもおり(理不尽な方も・・)細かな数値でライティングをし、かなり職人な現場でした。

しかし今では、手振れをなくすために体幹を鍛えたりなんてことはせず、ピントを合わせるためにルーペを使ったりこともなく、カメラが自動でやってくれ、撮って現像から仕上がってくるまで、どんな写真になっているか不安になるようなこともない、誰でも簡単に写真を楽しめるようになりました。


仕事での写真は、カメラマンの個人のこだわりより「売れるか売れないか」や「目的にあっているか」「誰のために」「想いに寄り添っているか」
どれも、カメラマンの自我ではなく、なぜそうするかの意図を足して、自信を持って説明できることが大切になってきます。

「カメラマンとしての基本的はなんのために写真を撮っていますか?」
当たり前のこの言葉を体育会系の現場で体にしみ込ませてくれてたのかもしれません。


最近カメラマンになった方とは
自分が何を撮っていきたいか
どこをめざしているのか
迷子になる人がとても多いような気がします



技術はもちろん
かかりつけ医のような
気軽に相談でき、
想いをカタチにしていく学べる環境にあるかどうか。
勉強ではわからない何かを学べるのかが
大切なこと思います。


技術は勉強
想いは気付き
不安は軸



https://www.instagram.com/kanie_h/?hl=ja

#写真
#想いをカタチに
#カメラ
#学ぶ
#惑わされる
#個性

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?