蟹江宏樹/フォトスタジオブリッジ

フォトグラファー/フォトスタジオブリッジ代表/「写真を通じてしあわせの架け橋になりたい…

蟹江宏樹/フォトスタジオブリッジ

フォトグラファー/フォトスタジオブリッジ代表/「写真を通じてしあわせの架け橋になりたい」想いを形に、記憶に彩りを、ちょっとファンタジーが写真のテーマ https://bridge-p.com/

最近の記事

太陽は一つを妄想する

太陽は一つです その太陽は直接当たるのか 雲を通じて当たるのか その雲は薄いのか分厚いのか 直射日光が背後の窓から入り、 地面にあたり、壁に反射し、 穏やかな下からの逆光の中 被写体がおり 反対の下手には すぐ白い壁があり、 被写体の前、カメラの位置に 大きな白壁があり、 そこに背景からの光が反射している そんな真っ白な 窓が後ろにある そんな空間を妄想して ライティングバランスを 組んでいきます そう妄想し、 空間を ありえる形にライティング していきます ありえる

    • ライティングバランスの話

      ライティングにはいろいろな表現ができます 背景から光を当てて浮き上がらせる 浮き上がらせる 影を消す 色をのせる 太陽は一つを逆手に取り、違和感をつくる 閃光という一瞬を止める性質を生かす などなど ライティングをすると、明るくなります。 明るいという基準が大切です 見せたい部分を明るすると それ以外は暗くなります。 見せたい部分を基準として 背景を明るくしようとすると 見せたい部分より1段明るくします それを2段明るくすると 背景が飛んで乱暴な

      • ライティングの目的

        ライトは1つの方向から当てます これは人の視覚的にもナチュラルに見え 違和感なくスッと入ってきます なぜなら太陽は一つだから 多くのカメラマンの悩ませるポイントとして ストロボ撮影があるのではないでしょうか なぜ悩むのかといえば、 目で見えないから 目で見えない光をどう扱うか さらに 太陽と違って 発光部と被写体の距離が近いため イメージした光にならない 違和感がでる この違和感を使いこなすことが 大きな鍵となります 今は見えている光 演色性の優れた

        • 太陽は一つというライティング

          ライティングには大きく分けて2種類あります 1.太陽は一つ 2.太陽は複数 今回は太陽は一つのはなし スタンダードなライティング方法で もっともわかりやすいと思います 写真はとても後発的な表現方法で 絵画の長い歴史の中で、 すでにライティングと 構図 舞台演劇の中で かみて、しもて 配置するバランスによる感情表現が すでに出来上がっていました 古くは宗教画の中で ライティングがわかりやすく描かれています 世界人口の10%が左利きと言われており、 基本的には右利きの

          好きを仕事にするということ

          生活のためにする仕事 好きなことを仕事にする 芸術系で生計を成り立たせるのはなかなか難しい。 様々な仕事とジャンルがありますが、たとえば写真なら、自分の好きに撮った写真を売るだけでお金をもらい生活できるようになる人は少ない。 芸術系で有名になるには、オリジナリティーを持っていて 世阿弥のいう「珍しきが花」 新しいもの、珍しいものこそ人を感動させる 今あるものをどう新しくするか 誰も真似できない個性やアイデアを 人に認めてもらう努力もする カメラマンは誰でもなれる仕事に

          好きを仕事にするということ

          「珍しきが花」

          能の大成者、世阿弥が残したこの言葉 芸の極意をまとめた 『風姿花伝』ーふうしかでんー 世阿弥は「珍しきが花」という言葉を残しています。 人々を感動させる仕組みとして新しいものや珍しいものこそ花である これはイノベーションを巻き起こす やり方や考え方を新しくする 練習もせず 人気ばかり その場の評価をとろうとしている そんな芸能の世界で 伝統を継ぐだけではなく自分を入れて工夫する 人気商売の世界に生きるとは どうしたら良いのかを書してます たくさん悩んだ時出会えたこの

          想いをカタチに

          想いをカタチにのテーマを持って 撮影をしております。 想いを写真にのせる? なんのことやら 念のような? 鬼気迫るような? まったく意味がわかりませんでした それは、誰かのために撮ってなかったから。 技術的にこうした方がよいだろう 構図、点、線、面、光、、、 技術という表面的なものを追いかけ 被写体を枠で捉えるだけで 寄り添ってない 撮れる人はそれを 写真を撮ってないんだよ って言い その言葉の意味はわからない 自分はできる これさえやればプロになれる 私はすご

          個性という落とし穴

          ずっと悩んできました 個性的な仲間の中で 誰よりも普通で 蟹江っぽい写真って言われたい 個性ってどう写真で表現するのだろう 来る日も来る日も生み出そうと必死にもがきました。 毎日16時間(今ではとんでもないけど昔は多分業界スタンダード笑) 常に本気で 毎回の撮影で同じことはせず、 新しいアイディアを込めて撮影し 今日より明日、明日より明後日と 努力しました。 いくらやっても 想いが薄ければ 上手い人には敵いません。 想いをのせるとは 憑依させろということではありません

          継続しないと見えない景色がある

          自分の芯を確立するには 継続しないと見えない景色がある 継続した先の景色は続けることでしか見えない。 snsなどの情報があり、情報やスピード感がとてもはやくなってきました。 周りのスピードについていこうとして、成長を焦って雑になり、成果だけを求めがちになります。 自分に向き合い、内面に時間をかけて軸を作る。 長い年月は、途中でくじけてしまうし、 あそこに行けば何かを教えてくれるのだろうか、こっちにいけば、何か見えるのではないだろうかと、他の世界と自分の中の世界比べてしま

          継続しないと見えない景色がある