【日本一周Day48(7/25)】北海道別海町→北海道根室市
本日の走行距離 82.5km
昨日の雨が嘘のように、朝から暑いです。
夏が本格的になってきたのか、南下してきているからなのか、これからは、暑さとの戦いになるのかもしれません。
キャンプの朝
昨夜は、雨が降ったので、バンガローに泊まれてよかったです。
私たちは傘を持っていなかったので、キャンプ場の方に借りたので、そこも快適に過ごせました、感謝。
そして、朝にはこの快晴になってました。
昨夜は、キャンプ場で買えるもので夕食を済ませたので、今朝は、かんいちが町のセイコーマートまで行って買い出ししてきてくれました。
私たちにとってキャンプは、キャンプ時間を楽しむというよりも、ただ宿泊地としてのひとつの選択肢です。
雨が降るならテントは張りたくないし、バンガローがあるならそちらを選択します。
今回は、最後まで悩んだけれど、軽量化のために自炊道具をすべてカットしました。
なので、お湯も沸かせず、自分たちで料理をすることはできません。
頼みの綱がコンビニ、北海道だったらセイコーマートが救世主なんです。
それでも、こんな絶景の中、サンドイッチをほお張れるのは幸せなことだと感じます。
が、しかし、なんと日差しが強すぎて、ゆっくり景色を眺める余裕がありません。
暑い、日差しが痛い、これはムリーッ!、で早々に日陰に退散です。
バンガローの入口前に座って朝食の続きを食べていると、目の前の森の中にキタキツネを見つけました。
キョトンとした顔でこちらを見ている姿がすごくかわいくて、ちょっと癒されましたした。
尾岱沼ふれあいキャンプ場
北海道野付郡別海町尾岱沼岬町66番地
さぁ、今日も走ります
なんとここまで9日連続走行、そのうち5日間は峠越えという過酷な状況に、そろそろ体に疲れがたまってきています。
さらに、今日は、今までにないような暑さ。
ジリジリと燃えるような暑さを感じながら、朝からこんな調子で大丈夫なのかと不安になります。
道の駅で休憩しようとすると、緑色のTシャツの人が声をかけてきてくれました。
「小澤です!」
なんと、写真家の小澤さんで、かんいちも東京でお会いして以来数年ぶりの再会だったようです。
こんな偶然ってあるんですよね、特に旅だと「なぜこんなところで…」という再会があったりして面白いです。
おかげで元気出ました、ありがとうございます。
ひたすら走ろう
小澤さんと別れてからは、ただただひたすら走ります。
暑くてぼーっとしてきますが、時々、おっ!という景色が見られたら、写真をパチリ。
それにしても本当に暑いです、なかなか日影がないのですが、こうして見つけたらいったん休憩して水分補給。
道の駅など休める場所があれば立ち寄り、日陰を見つけては水分補給して休憩し、首に濡らした布を巻いたり、塩分補給のタブレットを食べたり…
いろいろやりますが、やはり太陽の力には抵抗できません。
自然の中に放り出されると、ただただ人間の無力さを感じます。
素敵な場所を発見
暑さの中も、足を止めずにE-BIKEをこぎ続けます。
なにせ、自分でこがなかれば先に進まないのですから、もう、体の神経はすべてここに集中です。
そんな中、町に入る手前で、ちょっといい感じの建物を発見。
かんいちは食事のマークを、私はソフトクリームののぼりにくぎ付けです。
ちょっと探索すると、奥にレストランがあり、気持ちよさそうな緑が広がるキャンプ場でもあるようです。
そして、入口にある建物の中に入ると、そこは可愛い雑貨やさん&カフェ。
なんだか、ちょっとメルヘンの世界に迷い込んでしまったようです。
まわりには何もお店などないような場所なんだけど、たぶん、牧場がやっている施設なんですよね。
ここで牛筋カレーとクラムチャウダーのランチにすることにしました。
私たちが食事をしていると、次々に人が入ってきます。
それも、なぜか男性ばかり…
どうやら、外で作業している人たちが、休憩のためにソフトクリームやシェイクを買いに来ているようです。
みんなのオアシスなんですね。
さぁ、もうひとふんばり走りましょう。
この夏最高の暑さ
休憩できるはこまめに寄りながら、体をクールダウンします。
今日最後の道の駅に着いた頃には、軽い熱中症になっていたようで、座ったままウトウト…
6月にも、日陰のない国道を走っていて、あまりの暑さに道端で座り込んだ時がありましたが、この時と同じような状況ですね。
それでもこの時と違って、涼しい道の駅の中で冷たい飲み物も飲めるのだから、ありがたいことです。
休んだ後は、予約したある根室のゲストハウスを目指します。
3時過ぎに到着したのですが、宿の方に連絡するとすぐに開けてくださって、助かりました。
夕食は、宿の方のおすすめの「やきとり弁当」。
そのお店は、スーパーとコンビニの中間のような店なのですが、こんな風にその場でやきとりを焼いて、お弁当にしてくれます。
ただ、メインは鳥ではなく豚なんですよ、それなのになんで「やきとり」なんでしょうか、不思議…
北海道には、この焼き鳥弁当が有名なお店がふたつあって、ひとつはここが元祖の「タイエー」。
もうひとつ有名な函館のハセガワストアの「やきとり弁当」からのれん分けしたそうですが、それとはたれの味が違うんだそうです。
とってもおいしかったです。
ちょうど宿に着くころから雲が出てきたのですが、やきとり弁当を買って帰ってくる頃のは、大粒の雨が降ってきました。
雨に当たらずにたどり着けてよかったです。
宿のおじさんと話すと、今日は気温31℃にもなったそうで、北海道でこんなに気温が上がることなんてなかなかないらしいです。
しばしここに滞在して、体を休めることにします。
クラウドファンディングが終了しました。
たくさんの応援をありがとうございました。
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E-Bike JAPAN/コラム「eバイク旅ノート」
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