なぜ、会社経営は、こんなにも厳しいのか。
会社の状態は、トイレや流し場、更衣室、ゴミの分別、玄関、受付、デスクの上、サーバーの中などを見れば一目瞭然。
その会社の危機度合いが手に取るように分かる。
これ、社長が一番の目利きを持っていないといかん。
社長が、社員をさておいて、飲み食い、ゴルフ接待、海外視察、研修などに明け暮れる暇があれば、汚れ乱れやすい処を毎日見て廻り、常に手を打つ必要がある。
これをやらずして、外ばかりをほっつき歩き、中にいても数字ばかりを拝んでいる社長は、即刻、その役職を降りた方がいい。
また、社員の顔を見ない、話しを聴かない社長も同じ。役不足ながら、一日も早くその座を交替した方がいい。
それ、会社存続のため。
ただ、社長が変わったところで、正しい社員教育を施し、良心に基づいた企業文化が育まれていなければ、誰が社長になろうが同じか?
遅かれ早かれ、その会社は世の中から消滅していく。
なぜ、会社経営は、こんなにも厳しいのか。
それは、社会の根幹を支えるところの運営を、天の代わりに任されているからだ。
社長は、その任命を受けた責任者。
社長自身が、天の目を持って、会社を運営できなくば、梯子を外されるのは自明の理。
「俺の会社なんだから、どうしたっていいだろう!いちいち口出しするな!」…。
嗚呼、このような姿勢の社長には、世を支えるための会社は任せられぬのだよ。
会社の様子は、社長視ずとも、天がトイレの後始末まできっちり見ている。
社員の行動の乱れは、全て社長の心の乱れから来ている。
余程、性根を入れ換え、立て直しを図らねば、歯車が廻り、前進することは決してない。
そのことを肝に銘じ、身心ともに清浄を保ち、会社の状態を日々整え、点検と確認を怠ることなく、精進してまいります。
有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者