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村井理子さん『村井さんちの生活』、三品輝起さん『雑貨の終わり』刊行記念イベント開催決定!

Webマガジン「考える人」での好評連載から生まれた本が2冊も(!)、8月27日に発売されることになりました。

村井理子さん『村井さんちの生活』

息子のSOSに気づけなかった後悔、きざみ葱を巡る夫とのバトル、子犬ハリーとの出会い、亡き母からの時を超えた贈り物、そして突然の入院生活。家族にとって、それは山あり谷ありの四年だった――。琵琶湖畔に暮らす翻訳者が日常を綴る、心温まるエッセイ集。

翻訳家としてキャリアを積み、最近では疎遠だった実兄の死を綴った『兄の終い』が話題の村井さん。noteの記事もよく読まれています。

三品輝起さん『雑貨の終わり』

疫病が街を覆ってしまう前、店内を眺めまわした。工芸品も本も服もみな雑貨になった。それだけではない、無印良品も村上春樹もTDLもパンも敬虔な宗教の木工品ですらも雑貨化している。東京西荻の雑貨店店主が広範な知識と経験を交えて考察するエッセイ集。

三品さんは東京・西荻窪にある雑貨店「FALL」を営むかたわら、執筆活動もされています。デビュー作『すべての雑貨』で、「雑貨化している社会」にいち早く着目した〈消費文化論的雑貨考〉が話題になりました。今作も、無印良品、村上春樹、TDL、街のほっこりパン屋さんと、ありとあらゆるものが雑貨化してゆく現象を考察していく、知的好奇心を刺激される一冊になっています。

そして、それぞれの本の刊行を記念したオンラインイベントが開かれることになりました。

村井理子×宮下奈都「村井さんちと宮下さんちの生活」

村井理子さんの対談相手は、作家・宮下奈都さん。地方で家族と暮らしながら、自分で仕事を切り開いてきたお2人に語っていただく「村井さんちと宮下さんちの生活」。

8月27日木曜日20~21時の予定ですが、当日ご都合の悪い方には期間限定のアーカイブ配信もご用意しています。

三品輝起×島田潤一郎「雑貨の地図と断片化する世界」

三品さんの対談相手は、三品さんのデビュー作を世に送り出した夏葉社の島田潤一郎さん。

三品さんの端正でストイックな文章の魅力や鋭い洞察力の源に迫ります。

9月16日水曜日20~22時の予定で、リアルタイム配信のみですのでご注意ください。

また、「サイン入り書籍つきチケット」も販売中です。

以上、ふるってご参加ください!

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