考えるめんだこ

トラウマに苦しむ20代の主婦。映画や本の感想、思ったこと考えたことをつらつらと書きます…

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トラウマに苦しむ20代の主婦。映画や本の感想、思ったこと考えたことをつらつらと書きます。21時くらいに時々更新。

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ほんとに子供がいらないのに!!!

私は結婚しているが、子供はいない。 というか、いらない。今後作る予定がない。 「子供を作らない」は結婚する際の条件のひとつであり、夫ともちゃんと話し合って決めた。 ↓こちらの記事に少し書いてあるよ で、結婚した際に他人からめちゃくちゃ言われたのが、「おめでとう!次は子供だね!」だ。 その度、「子供はいらないんです」と言うと、「いらないの!?なんで!?」と、かなり驚かれる。 子供がいらない理由はありすぎて書けないので、いくつかさらっと紹介すると などがあるが、その場では

    • 減薬に失敗した

      鬱が良くなってきたので減薬した。 1ヶ月に一回だった病院も、2ヶ月に一回に減らすことになった。 自分、少しずつ良くなってるんだな。と思ったのも束の間、一気に具合が悪くなった。 夜になると、自傷行為をしたり家を飛び出して川に行ったり、衝動的な行為で自分を傷つけた。 周りの人たちはそんな私を見て、「あわてずに薬の量をもどそう」と言ってくれた。 こうして減薬に失敗した。 薬の量を戻したら、嘘みたいに落ち着いて、いかに薬に頭の中を支配されているかを思い知った。 ネガティブな

      • 鬱が治っても、死にたい

        鬱が良くなってきた。 最悪なころは2週間に1度しか外に出れず、毎日ずっと布団の中で号泣していた。 その頃と比べたら、働けてるし(パートだけど)、お風呂も毎日入れるし、号泣する頻度も減った。 絶たれていた人との交友関係も復活し、友人と再会したり、結婚したりした。 それでもやっぱり死にたい。 死ななければならない。 希死念慮がなくならない理由なぜかというと、壊れた人生は2度と元に戻らないからだ。 私は大学3年の秋から鬱病になり、「就活」という一大イベントをこなせなかった。

        • 「トラウマ」って具体的に何のことなの?『トラウマの心理学』感想

          本書の内容本書は「トラウマ」にまつわる問題について幅広く扱っている。 そのため内容は広く浅く、それぞれのトピックへの理解度を深めたり、知識を定着させるには適さないと思う。 また、言葉や言い回しが専門的で、一般人というかは専門職や、ある程度知識がある人向けなのかなという感じがした。 薄くて読みやすいかな〜と思って手にとったが、正直言って素人の私には難しかった。 「トラウマ」にまつわる諸問題をなんとなくざっと知るための本、といった印象がある。 トラウマとは本書によると、

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          子供を守る人形?それとも親を排除するAI?『M3GAN ミーガン』感想

          くねくねと踊る美少女人形が印象的だった予告編。やっと本編を見たので感想書いていくよ。 あらすじおもちゃ会社の研究員ジェマは、交通事故死した妹夫婦の娘、ケイディを引きとることになる。 ケイディを持て余したジェマは、開発中のAIロボット・M3GAN(ミーガン)をケイディに与える。 ミーガンはケイディを守るように、そして親の協力者となるようにプログラミングされているが、「ケイディを守る」という指示に忠実なミーガンはケイディにあだなす者をすべて「敵」と認識し始めるのであった。

          子供を守る人形?それとも親を排除するAI?『M3GAN ミーガン』感想

          セクシー美女が知識も兼ね備えてたら最強じゃない?『キューティ・ブロンド』感想

          あらすじブロンド巨乳女子大生・エルは、政治家志望の恋人から別れを切り出されてしまう。理由は「ブロンドは議員の妻に相応しくないから」。 エルは一念発起して、恋人と同じハーバードのロースクールを志望、なんと合格してしまう。これでヨリを戻してもらえる、と思いきや彼にはすでに家柄のいい婚約者がいた。 ハーバードではエルのファッションも振る舞いも、全てが浮いてしまう。味方がいない、でも諦めない。彼を取り戻すために、勉強して知的美女になってやる!!! おすすめポイントエルがとに

          セクシー美女が知識も兼ね備えてたら最強じゃない?『キューティ・ブロンド』感想

          女ってつまんない

          【注意】※この記事での「女」「男」というのは、あくまでも「私の周りの」であり、「全ての」という意味ではない。 友達は少ない方だが、その数少ない友人たちからお誘いを受けて食事に行くといつも思うことがある。 「女ってつまらないな」だ。 女で集まると、シーンとする時間が多い。本音が言えず、愛想笑いで頬がひきつる。 帰ってから「あー無駄な時間だった」と感じてどっと疲れる。 対して男の友人と会うと、話題がぽんぽん飛び出して、気づいたら何時間も経過している。解散するのが名残惜しく

          女ってつまんない

          人生の目的は「そこにいること」。『最強のふたり』感想

          あらすじ首から下が麻痺した白人の大富豪・フィリップの介護人募集面接にやってきたのは、スラム街暮らしの黒人青年・ドリスだった。 面接に受かる気などさらさらなかったドリスだが、フィリップに興味をもたれ、彼の介護人として働くことになってしまう。 年齢も境遇も、そして性格もまるで違う2人が「最強のふたり」になるまでの物語。 「人生の目的は何か」と問われたらなんて答える?ドリスは面接の際、そのあまりのやる気の無さから「お前の人生の目的はなんだ?」と聞かれてしまう。 それに対

          人生の目的は「そこにいること」。『最強のふたり』感想

          友達の赤ちゃんを「かわいい」と思えない

          この話は人によってすごく気分が悪くなる話だと思うので、子供好きな人は読まないで欲しい。 でもリアルでは絶対言えない話だから、ここで吐き出すのくらい許してほしい。 私は常々「子供はいらない」と思っている。 (↓こちらの記事参照) しかしそうは言っても、それは「現時点で」そう思っているという話で、いつかどこかで気が変わることがあるのかもしれない、というのは否定できない。人間は考えが変わる生き物なのでね。 で、もしかしたら「友達の赤ちゃんを見にいく」というイベントが、考えがか

          友達の赤ちゃんを「かわいい」と思えない

          年齢差がある人との議論はうまくいく

          私の職場の人たちは、トラウマ支援をしてきた人たちで、50代〜70代の大ベテランだ。 その人たちと意見交換というか、議論をすることがしばしばあるんだけど、それがめっちゃ楽しい。 長年の臨床経験に基づく豊富な経験だったり、膨大な勉強量からくる確かな知識だったり、そういうしっかりした根拠から繰り出される意見は舌鋒鋭く、思わず唸らされる。 ネットに転がっている「ご意見番」たちの「冷静で論理的な意見」などとはやはり一線を画している。 そんなベテランたちに対するは、特段経験も知識も

          年齢差がある人との議論はうまくいく

          いつか夫を養いたい

          たまたま、私が仕事、夫が休みの日があった。 猛暑の中汗だくだくで帰宅、ドアを開けるとなだれ込む冷えた空気。クーラーがついている。 そしてぱたぱたと夫がやってきて、「おかえり」とほほ笑む。 なんて幸せなんだ〜!!! 帰ってきたら家はもう冷えてて、ご飯の下準備もお風呂掃除もしてあって、そしてかわいい夫が笑顔で迎えてくれる。最高だ。 世の中ではこういうの↑は、「男性の理想の家族像」とされがちだが、今の世の中、女もこう思ってる人多いと思う。「私が稼いでくるから、家のこと全部や

          いつか夫を養いたい

          病気になって「よかったこと」をあえて考える

          そんなものないよ〜!!!! 結論から言うと、ありません。皆無です。 別に自暴自棄で言ってるんじゃなくて、しっかりがっつり考えた結果、なかった。 病気になってよかったこと、ありません。ひとつも。全てがマイナスです。 世の中には、辛い経験は最終的に必ず美談に着地しなければならない、という風潮がある。 私その風潮が大っ嫌いで。理不尽で人生を壊すだけの経験に無理やり意味づけをして「あの経験があったから今の自分が……」っていうストーリーを作りたがるマスコミたちが皆死滅すればいいと

          病気になって「よかったこと」をあえて考える

          相手を馬鹿にするのは「仲良しの証」ではない

          私の祖母は、めっちゃ私をディスってくる。 祖母と一緒にお買い物に行った時のことを例にあげる。 私 「この服かわいい〜」 祖母「あんたには可愛すぎるんじゃない?」 私 「そう……あ、下着売り場寄っていい?」 祖母「あんたは貧乳だから、下着なんかいらないわ!」 このように、祖母は私を貶めることが、私との親しさの証だと思っている。 しかし、こういうコミュニケーションってはっきり言って不快だ。言ってる側からしたら「冗談」なのかもしれないが、笑えないし、面白くない。相手を嫌な気

          相手を馬鹿にするのは「仲良しの証」ではない

          「人喰い殺人鬼」ハンニバル・レクターとFBI訓練生の奇妙な関係『羊たちの沈黙』感想

          名作と名高い『羊たちの沈黙』が、6月でアマプラの配信終了ということで見てみたよ。 映画に明るくない私でも、「ハンニバル・レクター」の名は聞いたことがある。殺人鬼だと聞いているが、いったいどんな殺人鬼なのか楽しみだね。 あらすじFBIアカデミーの実習生・クラリスは、教授の指示で、とある殺人犯にインタビューをすることになった。 殺人犯の名はハンニバル・レクター。 何人もの人間を殺し、そして食った食人鬼だ。 クラリスの使命は、最近巷を賑わせている連続殺人鬼バッファロー・ビル

          「人喰い殺人鬼」ハンニバル・レクターとFBI訓練生の奇妙な関係『羊たちの沈黙』感想

          料理をしない私は、何もしない嫁???

          「うちは夫が料理してくれる」と言うと、「じゃああなたは何してんの??」と言われることがある。 え、私は掃除も洗濯もしてますが。と思っていつも不思議な思いをする。なぜ、「料理をしない=何もしてない」という発想になるんだろう? 普通に家事を分担しているだけなのに、なぜか「何もしていない嫁と、料理をしてくれる優しい夫」という図式にされがちだ。というか、家事の総量で言ったら私の方が多い。夫が作るのは夜ご飯だけだし、皿洗いやキッチンの排水溝の掃除などは、ほとんど私がやっている。

          料理をしない私は、何もしない嫁???

          「自分で決める」を取り戻すために

          自分で何かを決定するのが、ものすごく苦手だ。 「ただ1つの正解」を選ばないといけない気がするから。 今まで自分なりに選択をしてきた。受験する大学を決めた。結婚相手を決めた。でもどれも、主体的な選択ではなかった。 大学を決めた頃は、20歳で死ぬつもりだったので「ここに行きたい」よりも「ここなら受かるかも」で決めた。 結婚相手も、「相手が熱烈にアプローチしてくれたから」を主な理由として決めた。 そんな感じでなんとなく、流れに乗ってふらふらと「選択」をしている。そして全部後悔

          「自分で決める」を取り戻すために