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#21 夏休み 部屋の整理の仕方3選(「本の整理」編)

小学校で教師をしています。

一学期がなんとか終わり、夏休みに入りました。

ここ数日何をやっていたかというと、ひたすら自分の部屋の整理をしていました。

過去10年分くらいの仕事の資料をどうやって整理すればいいか、作業しながら分かったことを紹介していこうと思います。

読んでいる方の何かお役に立てれば幸いです。


今回整理するものの中で、部屋の場所をとっているものは主に次の3つです。

①本
②指導案、会議資料
③ ワークシート、ノートのコピー

(この他にも電子データやノートのメモなどもありますが、これらの整理はまた別の機会に紹介できればと思います。)

とにかくこの①~③の量を減らしたい。


結論から言ってしまうと、全部残せれば一番良いのですが、「残す」ということは次のような問題も発生させてしまいます。

・物理的に置くスペースがなくなっていく。

・情報を探すのに時間がかかってしまう。

・見直すことをなかなかしないので、何が書かれていたかを忘れてしまう。

では、これらを全部一気に捨ててしまえばよいかと言ったら、それもまた違うのです。

昔の書類を見直すことで、今の自分に必要な新しい発見をしたり、忘れていた感情を思い出したりすることもあります。

(そもそも、そういう考え方が物を増やしてしまう原因かもしれませんが・・)

そこで今回、一度いらないものを捨てながら、その情報をいつでも使える状態にしておくことを意識した片付け方を考えてみます。



① 本の整理

では今回、本の片づけ方から紹介します。

正直、教育書はなかなか捨てられないのですが、興味・関心で読んでいたビジネス書や、自己啓発の本などは今回一気に処分するようにしました。


【第一段階】
まず本棚の本の「いるもの」と「いらないもの」を次の基準で分けていきます。

・(一冊あたり1分くらい)読み直して、この考え方はもう自分に定着していると感じるものは「手放す」※

・本の情報が古すぎるものは「手放す」※

・読んでまだ少し気になるものも「手放す」※

・内容または、文章表現が自分の頭にはない斬新な本、内容や知識が体系化されている本は「残す」ようにしています。

さてここまでの作業で、100冊あれば、95冊くらいは手放し、5冊くらいが残る感じです。(個人的な目安ですが。)



【第二段階】

先ほどの第一段階で手放すもの(※)をさらに次の二つに分類します。

(1)まず書き込みがないものは古本屋で売る。(2)書き込みがあるものは、古紙として回収にだす。


(1)書き込みがないものは売ります。

理由として、自分も若いころは古本からいろいろなことを学んだように、自分がもう読まなくなった本が誰かの役に立つかもしれないからです。


漫画などは漫画喫茶で読めるので、よほどの名作、または入手困難な作品以外は思い切って売ってしまいます。


(2)本に書き込みが多いものは、束ねて回収してもらいます。

理由としては、本の書き込みに自分の個人的な記録や、個人情報などが載っている場合は古本で誰かの手に渡った場合、あまり良いと思わないので、ここはもったいないですが捨ててしまいます。

(私の住んでいる地域では、装飾などがない普通の本であれば古紙として回収してくれます。)



【第三段階】

きて、第一段階、第二段階まで決まれば、どんどん、捨てたり売ったりするだけのようにも思いますが、最後にもう一つ作業を入れています。

第一段階で※のついた本をすべて、写真に写します。

先ほど、紹介した「読んで少し気になる本」もこの作業を入れることで、後でその情報を生かすことができると思っています。

スキャナで取り込むという方法もありますが、切り取るという手間がないので自分が見るだけならデジカメの写真がいいと個人的には思います。

この時、ポイントがあります。

・写真に残すのは表紙(題名、著者名がわかる)と目次のみでOK

・「本の写真を撮るためだけのSDカード」を用意する

写真の際の解像度はそんなに大きくなくていいと思います。2MBか4MBあれば閲覧するだけなら十分です。

一冊当たりの撮影は20秒から30秒くらいあれば終わります。

この撮影の時、私は本の表紙はあえて縦向きで、目次などは見開きの横向きで写真に収めています。(向きを変えておくと後でデータで見直す時に本の初めの部分が分かりやすくなります。)

また本専用のSDカードを用意しておくことで、本の写真だけを探すという手間が省けます。

写真データで一覧になっているタイトルと目次を時間のある時に、サーッと見直すだけでも、今でも使えるアイディアをひらめく手掛かりになります。

数年前の自分が「この本の何かに感化されて選んだ」という感覚は大切なので、捨てる前、売る前に表紙、目次だけでも写真に記録しておくだけでもかなりの価値があります。

目次を読み直して、どうしても、内容が気になるようであれば、この本をもう一回注文すればよいだけです。

または Amazonで検索してレビューを読み直したり、図書館で在庫があれば借りたりするというのも効果的です。

まずは、本棚に眠っていた情報を整理し、何度も見直せる状態にして、今必要な力にしていくことが大切かなと思います。


今回は本の整理の仕方を紹介しました。

②提案書類や、③ワークシートの整理の仕方も紹介しようと思いましたが、意外と長くなりそうなので今回は、ひとまず終了にしようと思います。

次回は指導案、会議資料の整理の仕方を紹介したいと思います。
(本日の記事の続きはこちらから読めます。↓)

最後まで読んでいただきありがとうございました。