見出し画像

偶然は、待っていてもやってこない。Clubhouseでnoteクリエイター26人と話したいま思うこと

音声SNSアプリClubhouse。

わたしたちnote社のPRチームも10回おこない、ぜんぶで26人のクリエイターとお話をすることができました。

そこで今日は、チームでClubhouseをやった理由、どう運用カイゼンしたか、やってよかったこと、出会ってくれたみなさんについて書いてみます。

note社では、他のチームもClubhouseをやっているので #オープン社内報 としてみました。

オープン社内報とは?
一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開することで、会社の中の様子を感じとってもらう記事企画です。

Clubhouseをはじめた当初は、「わたしたちの部屋にようこそ!」という気分でしたが、クリエイター1人1人とお話した数分間は、まるでクリエイターさんの握手会に参加したような「わぁ、いつも見てます!」というドキドキや、「コンコン、お邪魔します」というワクワクに溢れていました。

👋

Clubhouseを使った理由

noteではコロナ以前、頻繁にクリエイターむけの交流会をやっていました。コロナ禍ではリモートでのイベントをたくさん開催していますが、どうしても運営:参加者のみなさんという構図になり、なかなかクリエイター同士横のつながりや、運営側とクリエイター1人ずつとお話できる機会は作れていませんでした。

そんななか突如ブームとなったClubhouse。ルームという共通テーマのなか、スピーカー(話者)として運営者も参加者もフラットに話すことができるのが魅力で始めてみました。

ルームの基本運用

noteのクラブハウス、ということでシンプルに「#noteハウス」という名前をつけて定番番組化してみました。

開始前に決めた運用方針の項目はこんな感じです。

実施の目的、実施頻度、チーム内での役割分担、前日準備ToDo、ルームのタイトルと説明文、トーク開始時の趣旨説明内容、話すときの注意点、締めの挨拶

<開催概要>
● 月・水・金のお昼ごろ30分間(会議などを優先して時間帯は都度変更)
● スピーカーはPRチームの森本さん、関矢さん、私・金子
● 司会は私。森本さん・関矢さんは合いの手 兼 Twitterで関連情報を発信
● 主催側でのやりとりはGoogle Meet
● 質問やURLの紹介はTwitterで

番組内では、挙手してくれたクリエイターやこちらからお話ききたい方をスピーカーに招待し、そのひとが書いてるnoteの内容や書きたくなるタイミング、どんないいことがあったか、などをうかがいました。

ときには、noteの最新情報を解説したり、チームの雑談などもしました。

Clubhouseの運用カイゼン

毎回終了直後にふりかえりをして、運営方針をどんどんカイゼンしていきました。新しいサービスをみんなで試行錯誤するのはたのしいプロセス。

やってよかったカイゼンは、

● SNSで情報にたどりつくため番組ハッシュタグを命名
● 定番番組っぽさを出すためルームのタイトルに「vol. ◯」と回数をつける
● 話せないときは気軽にスルーしていいですよ、と言う
● スピーカーの登場前に「○○さん、話せますか?」と呼びかけない。話せない場合に申しわけない気分にさせてしまうので。
● スピーカーが登場しないとき用に、つなぐトークネタを用意
● お昼に開催したので、最後は「午後もがんばりましょう」で締める

などなど。

むずかしかったことは、お昼の時間帯とはいえ、ひとによって昼休みの時間が違ったり、海外の方は時差があり、リアルタイムがゆえに参加できない人もいること。

また、noteの書き方アドバイスや機能の質問、著作権の質問がきたときに、わたしたちPRチームからは満足なお答えができず反省。Google Meetでチームのみんながヘルプページのリンクをさっと送ってくれるナイスアシストのおかげで、なんとか乗り越えました。

偶然のうれしい出会いを、もっとつくっていこう

いったん10回をむかえ、他の業務との兼ね合いもあり連続開催はやめたのですが、先日、何度も聞いてくれたmasumiさんがこんなうれしいことを言ってくれました。不定期でやってみたいな。

まさになかなか出会えないクリエイターと出会ってほしくて実施したこの企画。

回数を重ねるうち、偶然の出会いが生まれる機会をもっとつくっていきたい、という思いがふつふつと湧いてきました。

Androidの方や、口頭でのやりとりが難しい方とも、他の手段で出会いたい。

SNSやオンラインイベント、もうすぐ実際に会うという手段も加わるかもしれません。やり方はいくらでもあります。

サービス上でもすてきな記事との出会いがうまれるようカイゼンチームががんばっていますが、私はもっとクリエイター同士の偶然の出会いを、その他のかたちも活用して創出していきたい。

偶然は、ただ待っていてもやってこない。
もっと、つくっていかなきゃ。

ちなみにnote社内ではnoteプロデューサーの徳力さんがほぼ毎日(すごい!)開催している #クラハカフェ や、不定期開催のエンジニア向けの #noteエンジニアトーク などもやっています。遊びにきてくださいね。


Special Thanks: お話ししてくれた26人のみなさん

わたしがファシリテーターをしていた裏で、森本さんと関矢さんがクリエイターさんのお話や関連情報をばんばんツイートしてくれました。そこから辿って26人のみなさんをご紹介してみます。

2月5日
初回は朝にやってみました。まだハッシュタグもなくツイートしていなかったのですが、突然の声がけにも関わらずこちらのお三方とお話できました。

同じ日のお昼は、こちらの4名。

ぷくしさんが「この方のおはなし聞いてみたい」でご指名いただいたセキサトコさん。予定外のつながりが生まれるのは、最高にたのしい!


2月8日
この日は、このお三方。

あさみさん、いつも見てます!と思わず言ってしまった気がする(照)。

スピーカーで話してくれた野やぎさんはClubhouseにかんするnoteも。

2月10日

手をあげてお話してくれたmasumiさん


“名古屋メシ料理家”という肩書き、はじめて聞きました

noteコンテストで受賞経験があるsugaさん。


2月12日

大久保さん。このnoteを読んでうるっとしながらお話した。

前回でてくれたmasumiさんも聞いてくれて、うれしい感想を。

noteコンテストの審査員もしてくださってる草野絵美さん。ちょうど数時間前にこの記事を公開したばかりのタイミング。

けいえすさん。このnote、すごくよかったなぁ。

2月17日

初回に出てくれたミャンマーの新町さんが、また遊びにきてくれた。大変なミャンマーの状況をおしえてくれました。

実業之日本社 新企画編集部のnoteをやっている方。攻めてる記事。

2月19日
お2人とじっくり。
4月からPR会社に就職される菅野さん。
前日にPRチーム内で「このひとすごいね」と話していたのでびっくり&うれしかったです。

移住の裏話、子どもの英語教育、海外で働く…いろんなネタを書いているMeguroさん。パワーもらいました。

2月24日
おひとり、たっぷりと。
「無名人インタビュー」という独自企画や音声をnoteに投稿している、こふくさん。

2月26日
この日はnoteの最新ホヤホヤ情報の解説もやってみた。

そして、話してくれたのはイチロー選手愛にあふれる布施さん。イチロー特化型note、おもしろいなぁ。

3月1日

#まいつき短歌祭 を企画されている武田ひかさん。もともと興味があったので、この出会いを機にわたしも応募してみました。

LINE FukuokaのSmart Cityを推進している南方さん。元同僚なので久々にお話できてうれしかった。


最後はまさかの同僚。noteデザイナーの仙田さん。急に当てたのに出てくれてありがとう。

お話してくれたみなさん、ありがとうございました!嬉しくて、ちょっぴりドキドキする濃厚な数分間でした。またお会いしましょうね。

今日のバリュー

クリエイター視点で考えよう / Creator First
note株式会社の事業の原点はクリエイターにあります。note株式会社のメンバーは、創作にかかわるすべてのひとと対話しながら、作品をつくること、つなげること、とどけることを手助けする方法を考えて実行します。
多様性を後押ししよう / Promote Diversity
私たちは多様性を重視します。幅広いクリエイター、幅広いユーザーが集まることで、より多彩なコンテンツが生まれ、それをもとに交流が始まることで、社会全体がより豊かで幸福な場所になることを信じています。

この記事が参加している募集

オープン社内報

サポートいただけ金額は息子のクリエイティブを育てるアイテム購入に使います!きっとほぼダイソーです。