金城昌秀

大阪はアメリカ村からきました。愛はズボーンの金城です。 ほとんど毎日バンドしながら、M…

金城昌秀

大阪はアメリカ村からきました。愛はズボーンの金城です。 ほとんど毎日バンドしながら、MV制作、イラスト等も作ってます。

マガジン

  • アルバム『MIRACLE MILK』歌詞セルフ解説

    アルバム『MIRACLE MILK』の全12曲の歌詞が自分で書いておいて好きすぎるからもっと知りたくて解説していく。

最近の記事

『SPACE OUT !』歌詞解説

『SPACE OUT !』の歌詞について書いていく。この曲はぼくが初めて「酒飲んで歌詞でも書いてやろう!」と考えてサイゼリヤで朝から晩までひとり飲みした時に書いた歌詞だ。 当時、とにかく苛立ってた気がする。毎日忙しいはずなのに大した結果も得られず、自分の出した答えは他人から認めてもらえず、何やっても微妙な結果。苛立つことにも飽きてきて一旦1人の時間を何もせず過ごしてみたらフワッとやる気と歌詞が浮かんできた。 「考える前に行動だ!その前に一旦休憩だ!」 休憩あるのみ!ダラけ

    • 『Strange Yellow』セルフ歌詞解説

      アルバム『MIRACLE MILK』全12曲の歌詞について書いていきながら自分で深堀りしていきます。 今回は『Strange Yellow』。 この曲の1番のテーマは「ぼくの見てる黄色と他人の見てる黄色って本当に同じ色かな?言葉ではお互いに"黄色"と認識し合ってるけど、実際に見ている色は全然違うものだったりするんじゃないか?」という問題について歌ってる。 主観の景色というのは他者と共有することは実質不可能で、例えばぼくが「綺麗な青い空だ!」と思って見ている「青」は他人の

      • 恋してるんでしょ?だったら口に出して言うな。そんな大事なこと。

        コロナ禍で「ZOOM呑み」が流行った時に「別に飲まなくても良くない?」という謎のアンチテーゼを持ち寄り友達と昼間から夜までコーヒーとかお茶を飲みながら長時間喋ってた時にその友達が「ブルース・リーは凄いんだ!」という事についてめっちゃ熱く語ってくれた事があった。ぼくにとってのブルース・リーはその友達の熱い「ブルース・リーは凄いんだ!」で止まっている。否、止めている。 停まっている車の中で夜中にラジオに電話出演の予定があったから待ち構えてたら結局来週に変更になってしまってその日

        • 好きなものがコロコロ変わる性格だということが最近わかって来た。人よりその周期が早い。

          何にもないところから作品を完成させるまで持っていっただけでも自分で自分を褒めてあげていいと思う。ただ、それを他人から褒めてもらおうなんて思っちゃうから心がざわつく。信頼できる友達から「なにか表現をする人は自分が偉いと思ったらその時点からそいつの表現は終わっていく」と教わってざわつく心がおさまった。確かに偉ぶった態度は作品に反映されるしそういうちょっとしたことが鼻についたりする。その「鼻につく感じが堪らなくカッコいい!」という時代もあったけど、あれはその時代に選ばれた人だけがや

        『SPACE OUT !』歌詞解説

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        • アルバム『MIRACLE MILK』歌詞セルフ解説
          4本

        記事

          『イッチーピーチ』セルフ歌詞解説

          今回は『イッチーピーチ』の歌詞を掘り下げていこう。 「Itchy(イッチー)」は直訳で「痒い」。なので「Itchy peach」は「痒い桃」ですね。 歌詞の中で「痒い桃」は何を表したかったのか。それを考えていくと、アトピー性皮膚炎という身体中がとても痒い症状を10年以上もの間患っているぼくだから書けた歌詞だということがわかった! 「痒み」との向き合い方を考える上で生まれた一曲だったのだ。 ___以下歌詞全文__(読み飛ばし可) 頭の中が痒くて仕方ねえんだ 次々現れる言葉

          『イッチーピーチ』セルフ歌詞解説

          だから音楽とか絵とかがいつまで経っても人間を魅了する。逆に言葉を持たない動物にはそれらの感動は理解できない。不思議だね。

          免許をとって2年弱、バンドの車で2時間高速を走っただけで運転する側の気持ちが少しづつわかってきた。事故起こしたら全部が台無しになるし、そもそもバンドどころか全員の人生も変えてしまうとか。そんなことを大袈裟じゃなく考えたりして。 「一緒に乗ってる人や周りの車を不安にさせる運転手は運転が下手だ」とトミちゃんに教わってなるほどなと思った。ドライブテクニックどうこうの前にちゃんと安心させられるかどうかが一番大事なんだって!もちろんそこにはテクニックも必要だしね。なんかバンドのサウン

          だから音楽とか絵とかがいつまで経っても人間を魅了する。逆に言葉を持たない動物にはそれらの感動は理解できない。不思議だね。

          『ひっかきまわす』セルフ歌詞解説

          『ひっかきまわす』は頭の中を引っ掻きますという歌。今回のアルバム『MIRACLE MILK』のゴチャゴチャしてる雰囲気を表すために必要なメッセージがいっぱい出てくる。 今回のアルバムでは12曲通してリンクするワードが歌詞の中に散りばめてあって、この曲から枝分かれしてリンクする曲たちも沢山ある。特に目立つ「スプーン」というワードについても今回少し触れて書いていきます。 ひっかきまわす歌詞 ___以下歌詞全文(読み飛ばし可)___ アバダケダブラビビディバビディブ ハクナマ

          『ひっかきまわす』セルフ歌詞解説

          多分ああいう感覚が「ロック」を生み出すんだろうな。

          新幹線にひと月で2回乗った。往復で4回か。全然まだテンション上がる。新幹線でビール飲むとめっちゃ酔っぱらう。 酔っ払ってる時に自分の作ったアルバム聴いて「やっぱすげ〜なこのアルバム」て思ってる時間マジで健康的だし誰にも迷惑かけてないのサイコー。 誰かに迷惑かけられた時に優しくできるくらい平和な日常を送れているのは自分自身が誰かに迷惑かけながら生活してるから。 「丁寧な生活」と呟きながらいつもより多く歯を磨いたり、服をいつもより丁寧に畳むようにしてる。それくらいしないとぼ

          多分ああいう感覚が「ロック」を生み出すんだろうな。

          でも、子どもって暇だよな。

          丸一日かけて絵を描いた。デジタルじゃなく絵の具で。絵を描くのは心にイイ。頭の中がフル回転している一方で無の境地で空っぽなような。冷静だけど熱を帯びた感覚。いわゆるゾーンというのに入りやすい。 ゾーンに入り終えた後に「あれ?今の自分は本当に自分か?」というような感覚がある。あれは本当に気持ちがいい。 「気持ちいい」という言葉をよく使う。特に兄と話ししてると出てくる。「この構成気持ちいい」「このセリフ気持ちいい」など作品に対して使っていてすごいしっくりくるからよく使っている。

          でも、子どもって暇だよな。

          どうやって作ったかもう忘れた。

          「忙しい」という漢字は「心」を「亡くす」と書く。だから「忙しい」なんて言葉使うのは良くないよ。←みたいなことを聞いたことがあるんだけど、それってネガティブ過ぎると思う。ポジティブに「やりたいことだらけで忙しい」場合はやりたいことを実現するためにいちいち怒ったり悲しんだりしてる暇すらない。そんな感情に毒されてる暇すらない。心を亡くしてでもやりたいことがある人が忙しいんだ。 だからいつも怒ってる人って暇なんだなって思うとなんか可哀想。 可哀想な人って見てられないし見たくない。

          どうやって作ったかもう忘れた。

          「これミスったら死ぬ」より「これミスっても最悪死にはしないから大丈夫」て思うようにしてる。

          「最近運転に慣れてきた!」と人に言わなくなってきたので多分運転に慣れてきた。 運転中に聴いてたラジオで矢沢永吉が「銭(ゼニ)が欲しいって言えよ!オレはずっと言ってる」て言っててカッコいいなぁと思った。そのあとの内容も全部カッコよかったし、何より声と言い方がいちいちカッコよかった。 カッコ悪いなぁって自分で思う時は足の爪が伸びてきた時。あと部屋が散らかってる時とか寝不足が続いてる時。その原因は大体YouTubeの見過ぎです。これマジ。 「月に寸て書いてマジ!」「いやそれ肘

          「これミスったら死ぬ」より「これミスっても最悪死にはしないから大丈夫」て思うようにしてる。

          なのでみんな早く天才になった方がいい

          新曲の歌詞書くために『イナチュー』全部読み返したのおれくらいだろ。多分。 無事イナチューの曲も完成したので次は世界中のあらゆる呪文を唱えて「わー!」てなる歌作ります。 岡田斗司夫が考案してる性格を4タイプに分ける診断をwebで試してみた。診断結果はグラフで表されるのだが、ぼくの性格は4タイプのちょうど真ん中辺りに位置付けられていた。ぼくの性格はちょうど真ん中。 ライブハウス入りして最初に先輩から「誰が曲書いてるん?Beatlesはどのアルバムが好き?」て聞かれて、おれな

          なのでみんな早く天才になった方がいい

          『自分が当たり前にできてることを他人もできることだと思うのをやめる』の巻

          良くしてくれてる先輩が更に歳上の良くしてくれてる先輩に対してめちゃくちゃ礼儀正しかったのがかっこよかった。2人ともかっこよかったからぼくもそういう先輩になりたいなと思った。 NIKEのスニーカーをweb上でオーダーメイドできるアプリで欲しいスニーカーのデザインを4つ作ったけど作れば作るほどコツを掴んできてドンドン作るのが上手くなっていくもんだから、いつまで経っても欲しいNIKEが完成しない。もはやNIKEの奴隷である。 「奥さん」や「嫁さん」という言葉があまりいい言葉では

          『自分が当たり前にできてることを他人もできることだと思うのをやめる』の巻

          ともだちのバンド名を勝手に改名させるためにめっちゃカッコいいバンド名を考えてたら夕方になったことがあります。

          息子(0)がルーツレゲエのベーシストみたいなノリ方をしている。最近お気に入りの音楽をかけると息子(0)は体を揺らしている。音楽にノッている。しかも拍の取り方を見ていると裏を感じている。小学生くらいになった時に同級生から茶化されてそのノリ方をやめなければいいけど。かっこいいから。 ともだちのバンドのラジオ番組に出たら昔話に花咲いて自分たちの世代のライブハウスシーンは…みたいな話になりかけたんだけど、お互いにまだまだ枯れていく存在じゃないんだからそんな話はまだ早いなと思った。

          ともだちのバンド名を勝手に改名させるためにめっちゃカッコいいバンド名を考えてたら夕方になったことがあります。

          誰かに「優しくしてあげたい」て思うことが一番気持ちいいんだよな。結局。

          YouTubeでどっちでもいい動画観ててバカらしくなって、アカデミックな動画久しぶりに観たらもっとバカらしくなったからYouTube観るの辞めようと思ってホーム画面から遠ざけたら本当に自分の時間が増えた。 自分の時間ていうか音楽聴く時間が増えたって感じかな。 大概のことは「やれば前に進むし成長する」てことはわかってるけど「やるのが難しい」でももうちょっとな気がする。もうちょっとでこのフェーズも超える気がする。 『風のクロノア』のサントラ聴いてたら涙出てきた。小学生の頃プレステ

          誰かに「優しくしてあげたい」て思うことが一番気持ちいいんだよな。結局。

          てかおれ結構後輩いるんだな

          めちゃくちゃ滅茶苦茶な生活を送ってる後輩から東京に進出すると報告を受け、今後の展望を聞いてたら「メキシコのプール付きのスタジオでレコーディングしてアルバム出して東京と大阪行ったり来たりしながら毎日友だちと飯作って食う」て生活をすることが決まっているのに本人の顔が不安そうだったから「滅茶苦茶な生活してる人ってめちゃくちゃ慎重なんだな」と思った。おれは大阪でめっちゃ応援してる。 酒飲みの後輩が「ひとりで飲み屋に行ってその場で友だち作ってその人と飲むのが楽しい」と言っていたので「嘘

          てかおれ結構後輩いるんだな