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多分ああいう感覚が「ロック」を生み出すんだろうな。

新幹線にひと月で2回乗った。往復で4回か。全然まだテンション上がる。新幹線でビール飲むとめっちゃ酔っぱらう。

酔っ払ってる時に自分の作ったアルバム聴いて「やっぱすげ〜なこのアルバム」て思ってる時間マジで健康的だし誰にも迷惑かけてないのサイコー。

誰かに迷惑かけられた時に優しくできるくらい平和な日常を送れているのは自分自身が誰かに迷惑かけながら生活してるから。

「丁寧な生活」と呟きながらいつもより多く歯を磨いたり、服をいつもより丁寧に畳むようにしてる。それくらいしないとぼくはテキトーでだらしない。

どうしても最後にテキトーになってしまうクセがある。曲作ってても絵描いてても。友達とLINEしててもそうだ。なんか最後の最後にテキトーにやっちゃう。ああいうのやめた方がいいんだろうな。

辞めてよかったことは月額制の動画配信サービスの契約。結局一本づつお金払って観た方がぼくは楽しい。特に「せっかく月額払ってるんだからなんか観よう」みたいな感覚で観た作品に心は動かない。ちなみに作品のクオリティは変わらない。受け取るこっち側の問題。

最近は「受け取りかた」についてよく考えてるのかも。人と話しててもこっち側が楽しもうとしてるかどうかでその会話のクオリティめっちゃ変わる。何でもかんでも相手依存で楽しいこと探してると最終的に不感症になっていくだけだ。

楽しさを相手に依存してる系の遊びで言うと代表的なのはディズニーとかUSJみたいなテーマパークだな。あんなもんよっぽど不貞腐れてない限り楽しいに決まってる。

不貞腐てる自分が時々顔を出すと思い出すのは10代後半から20代前半まではずっと不貞腐てたなてこと。当時は毎日、毎秒、不貞腐れてた。理由もないけどなんかわからん負の感情が自分を突き動かしてた。多分ああいう感覚が「ロック」を生み出すんだろうな。その時期は友達いなくなったけどね。

「ロック」の定義ははっきりとわからないけど、そのはっきりとわからないものに歴史があって、無数にその謎の定義に対して全時代、あらゆる人間が時代を超えて手を加えていく。その集合体が「ロック」だと解釈して「ロック」をやってる。だからぼくも立派な「ロック」の一部だ。

その極太な「ロックの歴史」を突然捻じ曲げるヒト、作品、言動が時々出現する。その捻じ曲がる瞬間にグニャ〜と曲がる音が鳴ったり、パチン!とへし折れた音やボコっと凹ませる音などを再現するのが「ロックバンド」の演奏だと認識しながらレコーディングに臨むようにしてる。最近は特に意識してる。そしたらエレキギターという楽器が如何に「ロックな音」を出すために最適な楽器であるかを知れる。

あなたにとってのロックな音探してみてね。
ニューアルバム『MIRACLE MILK』(2024)どーぞ。

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