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想像の斜め上をいく演出てのは大人も子どもも関係なく興奮させる

映画とかライブ観てて涙出る時って決して悲しい演出だけじゃない。カッコ良すぎて涙出るて時もあるし引き込まれすぎて涙出る時もある。ぼくはそういう涙を信頼してる。あれは脳汁が目から溢れた液体。

ディズニーランドとかUSJってそういう涙出るタイミングめっちゃ作ってるよな。

先日、息子(1)と初めて一緒にディズニーランドへ行った。ウェスタンリバー鉄道という汽車に乗ってランド内を旅するアトラクションに乗った時に、ぼくも息子(1)も汽車に乗れることでテンションが上がっていた。最後に汽車が洞窟に入っていくと恐竜が出て来て想像の斜め上をいく演出に親子揃って大興奮。息子(1)はホテルに帰ってからもずっと「ポッポ!ポッポ!ガオー!(汽車!汽車!恐竜!)」と興奮していて連れていってあげて本当に良かったなと思った。

想像の斜め上をいく演出てのは大人も子どもも関係なく興奮させる。

ライブ中にステージの上の人間が興奮しちゃうとテンポが早くなっちゃったりして演奏が乱れたりする。酷い時には手に力が入ってギターの弦を切ったりね。だから常に冷静にプロフェッショナルな態度で演奏することが大事だという事は重々承知だ。楽しむのはお客さんであって、自分たちじゃない。
だけど、演者がエキサイトしてるライブが好きなぼくとしてはそれも含めてステージのクオリティであると考えているので自分自身がエキサイトしながら、それでも冷静に緊張感を維持することを心がけている。「二兎を追うもの一兎も得ず」とは言うけれど、その冷静さとエキサイトの両極端を行き来出来る人間こそがプロフェッショナルであると定義してライブに臨んでいる。

とはいえ、一つのことに極端に振り切った人にはことごとく負けて来た。めっちゃ歌が上手い人。めっちゃギターが上手い人。めっちゃライブを盛り上げることに特化した人。ぼくはその全部を少しづつ出来る人。でもその少しづつがいつか全部同時にコップから溢れ出る瞬間を目指してたりもする。

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