[バスケ]ディフェンス 抜き方 超重要なポイント
こんばんは。
バスケライフ楽しんでいますか?
今日は小学生からプロまで共通する、ディフェンスに勝つために重要な事についてお話します。
早速本題なのですが、ディフェンスに勝つためにオフェンスが必要とされるものって何でしょうか?
サッと答えてしまえばこちらが有利なミスマッチであることが挙げられます。
つまり、ディフェンスより身体が大きくて強い程、ディフェンスより速いほど有利です。
身も蓋もなく言い放ってしまえば、2m以上身長があって身体が強ければ軽くバスケの練習をしただけでも日本人の中ではかなり強い部類に入れてしまうのです。
20年バスケを練習してきた175センチ68キロの選手も、バスケを初めて3年の2メートル5センチ100キロの選手と正面から相手をすると手も足も出ない事でしょう。
ただこれは極端な例で、先程もお話した通り小学生から大人まで共通して勝つ為に必要な要素が存在します。
シュートが入ること、です。
ん?と言わず、あと少し読んでください🙏
正確に言うとジャンプシュートが入ること。です。
スリーポイントやミドルシュート等、ゴールから離れた場所からのシュートが入ると、ディフェンスが距離を空けて守る訳には行かなくなります。
何時でもシュートブロックに行けるように距離を詰めてディフェンスしないとジャンプシュートが決められてしまうからです。
するとどうなるでしょう?
そう、距離が近くてディフェンスの体重が前かがみであるほど、オフェンス側はドリブルで抜きやすくなるのです。
ボードを使って説明します。
この様に、青PGがシュート能力が低いとバレて閉まっている場合赤PGは距離を離して守る事が有効になります。
どう有利なのか実際に青PGが左右に攻めてみましょう。
距離を離して守れば青PGがスピードがある選手だろうと、この様に赤PGは相手の動きを見てから少し同じ方向へ動くだけでコースを塞ぐ事ができます。
距離を離すと、シュートチェックが間に合わないというデメリットがありますがそもそも青PGはジャンプシュートが入らず、何としてでも切り込んでレイアップに持ち込まなければ点を決められない。オフェンスパターンが少ないので離して守るだけでほぼ完封出来てしまうのです。
ディフェンス時のスタミナ消費量もぐっと抑えて楽になります。
上位リーグ勢は除く一般の社会人バスケなんかでこの光景はよく見られますね。大人になるとずる賢くなってくるのでしっかりベタ付きディフェンスをするのがしんどかったり、スッパリ抜かれさえしなければ戦犯じゃない。なんて謎理論で自分の心を守り始めるのでロングシュートは捨てて楽をしがちです。
実際ある程度レベルの高い社会人チーム、プレイヤーでなければ少し間を開けても高確率でジャンプシュートを決められない事が多いので残念ながらディフェンス側は距離を離して楽ができ、更にスペースが狭くなってしまうので上手く攻められなかったり無理やり攻め込んで囲まれ怪我をするなんて事が多いのも社会人の特徴ですね。
少し経験談を思い出したら文章が毒々しくなってしまいました:( ;´꒳`;):
では青PGがシュートを決めることが出来るとどうでしょう。
こうやってディフェンスが近づいてきます。
この様に、1歩で抜く又は横並びになる事が出来ます。ディフェンスの距離が近い方が抜きやすい事が分かりますね。
シュートが入る選手ならば相手ディフェンスはシュートチェックが行ける距離で守らざるを得ません。
そうする事でようやく有効なオフェンスを展開する事が出来る様になるのです。
なのでとにかく「シュートが入ること」が大切で、相手に自分のシュートを警戒させる事でようやく勝負を始めることが出来る訳です。
もちろんこれはただパスをもらってシュートを打てるだけではダメです。
ドリブル中からもストップしてシュートを決める必要があり、言ってしまえば自分がボールを持っているならばいつでもどんなタイミングでも打ってしまうぞ!と相手にプレッシャーを与えなければならないのです。
すごく派手なドリブルスキルや難易度の高いスピンムーブではなくシュートが入ると思われるだけで、ただ立ってボールを持つだけで既に脅威となってディフェンスを抜く準備が出来るのです。
特にミニバスや中学まではとにかくゴール下を狙う傾向にあります。
もちろん、ゴール下という1番簡単なシュートを狙うことはバスケットにおいての最適解であることは間違いありません。
ですがミニバス等では常にゴール近くが密集しています。
ゴール下が簡単なシュートとはいえ、沢山のディフェンスに囲まれているゴール下より、ディフェンスが守れていない状況のフリースローラインからシュートの方が効率的ですね。
是非「空いたら自信持ってシュート」が出来るように練習していきましょう!
カネキ
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